【塾生】時間を意識する

【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】
どんな職業でもそうだと思いますが、アニメーターという仕事も常に時間を意識する必要があります。動画の課題をするにも原画の課題をするにも講師の方から時間を尋ねられるのですが、特に原画の場合ですが、今の自分にはなかなかその時間を考える意識というよりかは、一つ一つの課題をなんとかイメージ通りに完成させることでいつも手いっぱいになってしまいます。
自分の中にイメージや画力の引き出しや経験値が少ないなど、立ち止まる要因が多いため、スピード感を持って課題に取り組むというところまで意識をもっていけないのだと思います。

時間をかけてでもできないことが、短い時間の中でできることはないと思うので、まずはできることからスピードを上げて取り組んでいくしかないのかなと思います。
特に原画の動きの課題は、早く描きあげたいのに手が進まないもどかしさがあり、どの動きを描くのでも少しづつしか進められないのですが、焦っても突然手が速くなるなんてことはないので、時間という意識を常に持ちつつ、少しづつでもスピード感を身につけていきたいです。

卒業制作佳境です

アニメーター科講師の黒田です。

現在、29期後期生の卒業制作が佳境を迎えています。

まさに今まで学んできたことの集大成!
シナリオから動画まで、短編ではあるものの
全て自分の力で〝アニメーション″を創り上げる作業です。

これが楽しく、やりがいのある作業なのですが、同時にスケジュール管理も自分でしっかり行わねばならず、人によってはプレッシャーに感じてしまう人もいたりします。

しかし「そのプレッシャーも楽しみの一つ!」の意気込みで取り組んでこそです。

入塾から今まで、初めてのことだらけで大変なこともあったでしょうが、新たな気付きも多くあり、確実に力になっているはずです。
是非それを自信に変え、残された時間で存分に力を発揮していってほしいと思い ます!

【塾生】イメージを表現する難しさ

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

現在レイアウトの授業に取り組んでいます。
課題をする中で自分が難しいと感じたことは画角感を適切に表現するということです。望遠寄りに描いていたのに、圧縮が思ったより足りていなかったことや、空間に対しての物の圧縮感を自然に描くのに苦戦します。また、キャラクターの画角と背景の画角が同じになるよう自然な角度や位置に配置するのも難しいなと感じます。

問題点を探って行く中で自分が苦戦してしまう原因に構想意識が不足しているのではないかと感じました。
描き始める前にある程度イメージは固めていましたがそのイメージが曖昧なもので「なんとなく望遠」「なんとなく広角気味」といったところが画角を適切に表現できない原因のような気がしました。
なんとなくという曖昧なイメージではなく最初にどういう画角にするのか、どういった配置でフレームに収めるのか、それぞれの位置関係はどういう風になるのか、この長さのオブジェクトは手前のものに対してどういう長さになるのか等具体的なイメージと出力した時の奥行き感を考えて絶対外さないというくらいに頭の中で整理して描きださなければ、出来上がったものが曖昧な画面になってしまうと感じました。

パースを正確に描こうという意識が優先してそこばかりに引きずられがちですが、一番は「イメージした画面の雰囲気を自然に表現する」ということでそこを忘れないようにしたいです。自分がイメージしたものを的確に描き出せるようになるにはやはり技術が足りていないと足かせになってしまうように感じます。これは原画や動画の課題をしている時にもよく痛感しています。イメージを的確に表現できるようになるために日々研究を重ねていきたいです。

【塾生】演技を考える

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】
現在塾で様々な課題に組んでいますが、そのすべてに共通するのがキャラクターやシチュエーションを生かす演技を心がけるのが大切だと言う事です。

今取り組んでいる動画の課題は「振り向く」ですが、一人のキャラクターを振り 向かせるだけでも様々な演技があります。ただ動かすだけではなくどう表現するかが課題の本質だと感じました。
いろんな演技パターンがある中、どれを選択してどうイメージを形にするかがいかに大切か、描いて見て改めて気付かされます。
動かす演技を考える際に、いかに多くの引き出しを持ち、いかにその動きを理解 し体で感じられるかが作り上げる物の魅力につながると講師の方々に教わりまし た。これをいかに自身で実践できるかが今後の塾での課題とアニメーターになるにあたっても大切な要因となると思います。

動画の課題に限らず、レイアウトの課題などでも動きと話の流れを考えてストーリーを演出することが求められます。その中でどうキャラクターに芝居をさせるか、それが目的に沿った一番良い表現なのか、多くの要因をどうまとめ上げるか考えさせられます。
無限の選択肢がある中、一番光るものを探し出すのは今の私にはとても難しく感じますが、日々学び続けているものを生かして、良い表現を感じ取れるようになることを目標にこれからも今まで以上にアニメーションと向き合っていきたいと 思います。

【塾生】イメージする動きが必ずしも正しいとは限らない

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

入塾式から約3ヵ月が経ちました。

最初の頃とは違い、課題に取り組む姿勢というものが少しずつ変化して課題に対する向き合い方や課題の意図を自分なりに考えるといったような、考えを巡らせる日々を送っています。

現在取り組んでいる課題は、「立ち上がる」です。

最初、この課題を取り組む際に私は課題の題名そのままを鵜呑みにして、立ち上がる人を描きました。私はこれで課題を”こなせている”と思っていました。

しかし、それは大きな間違いでした。

その課題を拝見した講師からの言葉は、「本当にこれで立ち上がれるのか?」という問いかけでした。

それを聞いた私は一度、自分自身で課題に描いた作画通りに立ち上がろうとしました。するとかなり無理のある体勢で立ち上がることは出来ましたが、これが本当に自然な立ち上がるなのか?と問いかけるとそうではないとすぐに考えを改めなおしました。

本物の動きのあるポーズと私がイメージする動きのあるポーズにはかなり差があるのだと深く痛感しました。

私の感覚的なものになりますが、イメージする動きをそのまま描き出すとかたく、 違和感が残る印象になります。

しかし、作画課題を描いた後すぐに自分では気づけず、時間が経たないとその違和感に中々気づけないことが多いです。

アニメーションに限らず、絵を描くことにおいて本物をみる事はとても重要だということを改めて思い知らされました。本物をみて自分の中のイメージとの違いを探し、どう違うのか、どうすれば本物のイメージに近づけることが出来るのか、常にアンテナをはって探求していく姿勢が大事なのだと実感しました。