京都アニメーション プロ養成塾

卒業生の今

アニメーター科

第7期生

秋竹 斉一

「映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-」 小物設定・作画監督
「境界の彼方」「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-」 妖夢設定・作画監督
「響け!ユーフォニアム」 作画監督

1. 現在、どのような仕事をしているか。

現在は、原画や作画監督、小物設定の仕事を中心に作品に関わらせてもらっています。
作画監督の仕事は、担当する一本の映像の絵に手を加えることのできるやりがいのある仕事だと思います。
その分プレッシャーもありますが、作画する仕事に集中できる楽しさのある仕事です。

2. 塾で学んだことや思い出など。

こだわることやよく考える、妥協しないということです。
自分で出来上がったと思ったものに、本当にそれでいい?それでできたの?と突っ込まれ、自分で完成したと思ったものに妥協せず、疑問を持つことや、考えることが大事だと気づくことができました。

3. 入塾を考えている方へメッセージ。

アニメーションを好きで、観ている人は多いと思いますが、アニメーションを作ることが好きでないと続かないと思います。また、多くの人と一緒に作業する上でのコミュニケーションをしっかりとれるほうが大きく成長できると思います。たくさんの経験を積んでこの業界で活躍して欲しいと思います。

第13期生

澤 真平

「中二病でも恋がしたい! DEPTH OF FIELD 〜 愛と憎しみ劇場」 メカデザイン
「小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~」 クリーチャーデザイン
「無際限のファントム・ワールド」 ファントムデザイン

1. 現在、どのような仕事をしているか。

今は原画をやりつつ、メカデザイン、モンスターデザインなどの設定もさせていただいています。
最近だと、無彩限ファントム・ワールドでのファントム設定はとてもやりがいのある仕事でした。自分が生み出したキャラクター達が画面の中で生き生きと動いているのを見るのは何物にも例えがたい感動があります。アニメーションの仕事をやっていて良かったな、と思う瞬間です。

2. 塾で学んだことや思い出など。

なにより実際に現場で働いている人たちの技術や体験談を直接聞けるというのがとてもいい経験になりました。今現在になって、ああ、あの時の話はこういった意味だったのかと、実感をともなって理解することも多々あります。
当時はあまり業界の事を知らずにこの世界に飛び込んだので日々驚かされることの連続で、何もわからないまま、とにかくがむしゃらに食らいついていました。最初に自分で描いた絵が動いて見えた時の喜びは今でも忘れません。アニメーションの魅力を強く感じることができた、充実した一年間だったと思います。

3. 入塾を考えている方へメッセージ。

アニメーションの仕事というのは、とてもやりがいのある面白い仕事です。自分のつくりだしたものが生きているかのように振る舞うという体験は他の仕事ではなかなか得難いものだと思います。
ですが一方で好きなことを仕事にするというのは生半可な事では到達しえない困難な道であると今現在でも痛感しているところです。常に努力し続ける覚悟がなければ足を踏み入れるべきではない世界に間違いはありません。
この塾はそういった覚悟も含めて学べる貴重な機会だと思います。アニメーションへの熱意なら誰にも負けないという方は是非一度門をたたいてみてください。

第18期生

岡村 公平

「映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-」 作画監督
「無彩限のファントム・ワールド」 作画監督

1. 現在、どのような仕事をしているか。

作画監督と原画の仕事をしています。
作画監督は一話数全てのカットに目を通すことができるため、自分の技量次第で質のコントロールができるというところにやりがいを感じています。

2. 塾で学んだことや思い出など。

入塾するまではアニメーションのアの字も知らない状態でした。なので、出される課題すべてが新鮮で、いつも楽しんで取り組んでいました。
現役のプロが講師ということもあり、実践的な技術を学ぶことができました。

3. 入塾を考えている方へメッセージ。

講師の方々は色々なきっかけを与えてくれます。ですが、それをどう手にするかは自分次第です。悩み、考えて、努力し、成長し、そしてアニメーションという文化を一緒に盛り上げていけたら良いなと思います。

美術・背景科

第17期生

山砥 愛瑛

「無彩限のファントム・ワールド」 美術設定・ボード

1. 現在、どのような仕事をしているか。

背景描き、各話数の担当、美術設定やボードを作成するお仕事をしています。
初めて美術監督補佐をしたときに、それまでやってきた書き手としての仕事とは、ガラッと内容が変わり、加減が分からずずっと必死にやっていました。ただ、自分が描いた美術設定や美術ボードを通じて、レイアウトや背景画があがってきて、キャラクターがその中で生き生きと動き回っているのを、完パケ(※1)で見たときには、感慨深く、うれしい気持ちになりました。
また、完成した作品を世のユーザーの方々に見ていただき、反響があるということも、次はこうしてみようとか、これが求められているんだな、とやりがいを感じます。ユーザーに喜んでいただけると、本当にうれしいです。
※1 完パケ:編集をすべて終了し、放送などにすぐに使える状態に仕上がった作品の事。

2. 塾で学んだことや思い出など。

実際にアニメーションを作っている現場(スタジオ)で、現役のアニメーター(講師)から教えていただけたことで、授業内容の他に、スタジオの空気感や、スタッフの人柄、仕事のスピード感などが伝わってきました。
塾は1年間という期間でしたが、本当にたくさんの絵をアナログ作業で描いたので、スピード感が必要な仕事だということが、このころから知ることができました。

3. 入塾を考えている方へメッセージ。

アニメーターは、アニメーション制作を通じて、世界の人々へ夢や希望を届けることのできる職業だと思います。とはいえ、技術職なので知識や技術の習得は必須ですし、チームで作るものなので、社会人としてのマナーやコミュニケーションスキルも必要です。それも踏まえて、本気でプロになって世界へ素晴らしい作品を届けたい!という意思のある方は、ぜひチャレンジしてみてほしいです。