久しぶりに席の位置が移動となりました。
石原です。

社内の席替えがあったのです。
今回は別の階へ移動だったので大変でした。

以前だったら荷物が多いのを
「資料が多くてー」とか言い訳していたのですが
今はパソコンがあるので そんなに多くならずにすむ筈なんですよね。
過去にやった作品のコンテとか資料もなかなか捨てられない性分でして…。
いや …頑張って整理します。


さて、今週末から「リズと青い鳥」上映開始です。

ひょっとしたら御存じない方も まだ
いらっしゃるかもしれないのですが
「リズと青い鳥」は「響け!ユーフォニアム」の続編ですよー。
念のため(汗)
ただ、この映画だけでも独立しているので、
「ユーフォニアム・シリーズ」を知らない方も楽しめると思います。

原作でいうところの「第二楽章」の映像化です。
テレビシリーズでも人気のあった 
みぞれと希美の続きエピソードです。
新入部員も初顔出しですし、
今回の映画は久美子や麗奈たちの出番が少ないですが
優子や夏紀は良いポジションなので
そんなところもお楽しみに!

みじょれーヌーボー解禁です!

 こんにちは~とうとう今週末ですね。
「リズと青い鳥」4月21日スタートです。私も楽しみです。

 私自身は「3D美術」として参加させていただいています。3DCGで風景画などを作るお仕事ですね。今回も「音楽室」など3次元コンピューターグラフィックスで作成している風景画がたくさんあります。音楽室は細部のピアノやオルガンも3Dポリゴンで作り、画用紙で描いた昔ながらのアニメ風景画のイメージになるようにテクスチャーマッピングを手描きで丁寧に制作しています。そうすることによって写実的な映像表現が多い3DCGなのに手作り感のある手描きのアニメ風景画の空気感の表現になるわけです。

 特に映画「リズと青い鳥」では学校の教室にある「学習机」や「イス」が影の主役級です。イスは以前ならセル画として描かれるか風景画として描かれるかのどちらかでしたが、今回は3DCGとしてテクスチャーマッピングを描いて背景画風の表現となるわけです。
 しかし、ちょっと変化球です。イスには更にセル画と同じような線画もつけています。以前のアニメで言いますと「ハーモニー処理」という表現に近いでしょうか?

 以上、まだまだ聞きなれない「3D美術」というお仕事ですが、映画を鑑賞して「なるほど」と思って頂けると嬉しいです。

是非、映画見てください。

第4274ばか

表現力☆芳蔵

最近、原画の表現力に関して考えることが多くなりました。
当たり前のことですが、同じ内容の演技でも担当する原画スタッフの実力によって、大なり小なり変わります。
表現力の高い原画は、何気ないしぐさのカットでも観客の印象に残って、作品をより良くしていくものです。
劇場作品となれば尚更、そのために日々感性を磨いていかなくてはなりません。
「リズと青い鳥」今週土曜日より公開です、よろしくお願い致します。

第4273ばか

リズと青い鳥☆パピコ

こんにちは!

今週末、新作映画「リズと青い鳥」が公開されます。
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公開に先駆けて、東京、名古屋、大阪、札幌、博多、と先行上映会で舞台挨拶をさせていただきました。
お越しくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます!
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応援隊長として、響け!ユーフォ二アムからチューバ君がずっといっしょにいてくれたので
ものすごい安心感。
白くてふかふか、なんとなく困り顔、よちよちした歩き姿、
差し出すとぎゅ。。。と握り返してくるぷくぷくの手。。。
チューバ君。。ほんとにかわいい。。。
かわいすぎて心が騒ぐ。。。
チューバ君がつまずきでもしたら我が身をなげうって喜んで下敷きになろう。
なるほどこの感覚。。。
。。。母性の開花を覚えました。
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さらに「リズと青い鳥」に関わって以降、
新幹線に乗るたびに「のぞみ号」にキュン…とするようになってしまいました。
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「お鍋にする?」
「じゃあ、みぞれ鍋にしよっか」
のようなささいな日常会話でも熱い溜息がもれるように。
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わたし、この作品により、たいへん色彩豊かな感情を植え付けられております。。。
おとなになってから、ふたりの少女にまさかこんなにも心揺さぶられるとは。。。
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イシハラサンがそっともらしたお言葉を拝借すると
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「みじょれーヌーボ解禁」
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みなさま、どうか今週土曜日のご予定を「リズと青い鳥」にいただけませんでしょうか。。っ。
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「リズと青い鳥」4月21日解禁です!
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山田。

第4272ばか

リズ☆青い鳥

三好の近況報告。
キラキラの新人たちが眩しくて、羨ましくて、なんとなく伏し目がちな今日この頃。
仕事はもっぱら、泳いでいる人ばかりを描く日々です。
水泳シーンはカロリーが高いのでワンカット上げるのに四苦八苦しておりますが、楽しいです。
ガンバロー!

さて、ここでお知らせというか、個人的感想というか、映画の宣伝をひとつさせて頂きます!
いよいよ来週、4月21日公開の「リズと青い鳥」!
三好は一足早く初号で観てきました!

監督本人がどこかで語っていた通り、傍観者の視点で描かれたこの物語は、実に魅力の溢れる映画に仕上がっています!
序盤から中盤にかけては、何とも言えない緊張感が場面を支配し、見終えた時には希美とみぞれのささやかな成長に、心底ほっとして強張っていた緊張が緩やかに解けていきました。
感動しました…
しかし、それにしても不思議な映画でした。

観賞中に実写かと錯覚するような臨場感を体感したのですが、邦画のそれとはなにか違う。
実写のようなリアルな作劇… と云うものでは決してないのに、登場人物たちの息遣いを間近に感じる…

ひとつ思い当たるのは、やはり山田監督の言葉。
傍観者の視点による映画。

映画を撮る者はおおよそ観る者を飽きせないように展開に抑揚を付け、心が奪われるような瞬間を絵にしようと腐心する。
つまり主観、客観を織り交ぜて躍動感を演出し、映像としての魅力を少しでも付加しようとする。
三好も演出をすることがあるので、この辺りはとても苦労しています…(視線を逸らされるのがとても怖いので…)

ところがこの映画にはそれがない? …ように感じる…
まさに傍観者を決め込んで、物陰から二人の主人公を静かに覗き見ているだけのような映画…
淡々とした時の流れが観客の前をひっそりと過ぎてゆく。
ドラマというにはあまりにもありふれた日常が推移する。
それなのに不安が緊張感を孕んで徐々に胸が騒ぎだす。
その不安の正体はしばらくするとぼんやりと見えてくる。

監督の云う傍観者とは、映画というよりは演劇鑑賞のそれに近く、この映画は役者と観客の距離が限りなく近い。
そのあまりに近い距離感が実写よりも生々しい緊張感を映像に定着させている。

廊下を歩く靴音が肌に響き、息遣いで空気がゆれる。
希美とみぞれが居る空間で、二人と同じ時を共有している事が肌身で分かる。
その舞台で、私は十代の頃の無防備に晒された脆弱な感性をリアルに追体験する。
それはとても苦くて痛い…

ただ、驚いたことに、それが心地よい。
三好は映画という表現の懐の深さを改めて知ったのだ。

これは日常のうつろいに寄り添うことの幸せを謳った映画だ。
劇的瞬間ではない、その幕間に隠れた密やかな儚さに視線を向けた映画なのだ…

キャラクターデザイン及び総作画監督の西屋太志氏の仕事は、まさに本物の魔術師の如く希美とみぞれに命を吹き込み、牛尾憲輔氏の楽曲は奇跡のような色彩を伴って観る者の心を優しくつつむ。

響け!ユーフォニアムのファンは勿論、山田尚子監督が気になる人には何としても観てほしい。
映画館という舞台で北宇治の校舎に吹く風を、希美やみぞれと共に体験してほしい。
是非是非。