第4469ばか

新刊!☆新刊?

先日、本屋で長谷川卓の新刊を見つけて変な声が出しました。

なんと「嶽神伝」の新刊が出ている! しかも二冊!!

周りに人がいないのを確認してから小さくガッツポーズ。

小躍りしながら手に取ってみると、タイトルに見覚えが… 「血路」「死地」!?

こ、これは既に持っている大好きな南陵七ツ家秘録のエピソードじゃないか‼

そうです。私の家の本棚に十数年前から鎮座しているハルキ文庫版の「血路」と「死地」。

忘れたころ何度も読み返している「二ツ」の物語。

 

 

今回の新刊は「嶽神伝シリーズ」として講談社から新たに出版されたもののようです。 落胆。

それでも未練がましく裏表紙の解説など読んでいるとこんな文章が。

「徹底的な加筆修正をし、血沸き肉躍る決定版として再登場」

…徹底的な加筆修正…

…決定版…

 

 

勿論その後いそいそとその二冊を持ち、レジに並んだのは言うまでもありません。

 

さて、話は変わりますが、この度「毎日映画コンクール」の「大藤信朗賞」を当社の「リズと青い鳥」が受賞しました。

この賞は実験的な作品が対象のとても歴史ある賞で、スタッフの一人としては唯々嬉しい受賞となりました。

これは「リズ」が内包する非常に際どく繊細な挑戦が、観る方に正しく届き、それを反転したかのような能動的な制作者の姿勢そのものが評価された故の受賞だと考えております。

私自身、アニメーションにおける表現の奥深さを、山田監督、キャラデザ西屋氏、音楽牛尾氏から改めて学ばせてもらいました。

観る人を選ぶ側面も持つ映画ではありますが、今まで触れたことの無い純粋な感性に満ちた映画に仕上がっております。

未見の方は是非一度ご覧下さい。

 

 

そしてこの四月に公開予定のユーフォニアムの映画とも、こっそりとリンクしております。

こちらもどうかお楽しみに!

第4449ばか

新年☆抱負

あけましておめでとうございます。

 

さて、スタジオでは年開け早々全力で4月19日の公開に向け、映画「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」の制作に取り組んでおります。

只今スタッフのやる気が振動となり音叉の様にスタジオ内で共振しています。

一切ブレない滝先生が乗り移ったかのような石原監督が、まるで北宇治部員を指揮するようにスタッフから最高の演奏を引き出しているせいでしょうか。

監督、カッコいい…

ユーフォファンの皆様! もう少しお待ちください。

 

… そして、話は変わって私事になりますが。

今年のアニバカ的、三好の抱負は「不健康ネタ禁止!」にしようと思います。

歳のせいか、その手の話が多すぎる。

 

まあ、直ぐに弱音を吐くとは思いますが、取り敢えず頑張りたい!

皆様、今年もアニバカをよろしくお願いします!

第4430ばか

師走☆ツルネ

えっ!?  もう12月?

そーですかー、なんだろーなー、この月日の喪失感…

歳を取って感覚が鈍くなったせいだと思っていたけど、これは気のせいだけじゃないかも。

ホントに早い。

時代が目の前を駆け抜けて、あっと言う間にその背中を小さくさせてゆきます。

若かった「昭和」よりも「平成」は、更に…

 

と、恒例の「一年は早いよネタ」を踏んだところで本題です。

 

現在放送中の「ツルネ」

ご覧頂けているでしょうか。

 

三好は別の作品を担当していて残念ながら参加できておりません。

楽しそうに「ツルネ」の作業をするスタッフを横目で見ながら、そっとハンカチを噛んでおりました。

社内回覧で一応チェックはしていたのですが、スタッフから「ちゃんと観て!」と、言われて先日の休みに録画していた本放送分を通して観ました。

 

コンテを読んで分かってはいたけど、参加していない事をとても後悔させる爽やかな内容。

「くやしー」

私のような者には逆立ちしても作れない映像です。

拗ねてないで、これからは毎週、放送分もチェックだ!

第4410ばか

再度☆パナマ持ち!

去年あたりから右手の親指の第一関節が痛むようになり、今年初夏の頃に我慢できなくなって病院に駆け込みました。

遂に腱鞘炎?それともリウマチか? とか思っていたのですが、検査してみると関節の軟骨がすり減って骨が接触し炎症を起こしていたようです。

なるほど、痛いわけだ。

 

この病気には治療法がないそうなので、今はテーピングなどして仕事しておるのですが、このピンチに役に立ったのが五年程前から試していた鉛筆の持ち方「パナマ持ち」

三好が命名したこの持ち方は、人差し指と中指に鉛筆を挟んで軽く親指を添えて描く持ち方なのですが、南米のパナマにこの持ち方をする人がいらっしゃるらしいことから、そんな名前で呼んでおります。

ざっくりとした絵を描く分にはとても適した持ち方だと思うのですが、普及の甲斐もなく未だ京アニ内にこれを試す者はおりません。(当たり前か…)

 

が、これを機に、新たな鉛筆の持ち方なども模索しつつ、三好はまだまだいっぱい仕事したいと思います。頑張るぞー!

 

年取るって大変だー。

第4391ばか

塾☆歩き

京都アニメーションにはプロ養成塾という教室があり、毎年数人の塾生がそこで勉強しております。

三好も期毎に少しだけ時間を貰ってアニメーター科で「歩き」を教えているのですが、これがなかなか奥深い。

ポーズの作り方やタイミングの取り方で作画の基本が学べて、空間の捉え方がある程度身につく。

更に研究すれば、かなり広範囲の作画表現の基礎を「歩き」の中に見つけることが出来る。

作画を学ぶための教材としては申し分ありません。

 

私もこの仕事を長く続けていられるのは、最初お世話になったシンエイ動画の先達方にこの「歩き」をしっかり叩き込まれたからだと思っております。

当時の恩師への感謝の気持ちを、塾生への教育でもって返しながら今日も仕事に励んでおります。

未だに「歩き」を意識し過ぎて、凡そ使えない歩き方で出勤する進歩の遅い三好の近況でした。