プロ目線で

アニメータ科講師 堀川です。

第30期生の授業は今月で前期が終了。折り返し地点です。

ここ数回の授業で、塾生は動画の課題として「手を挙げる動き」に取り組みました。

間1秒にも満たない動きですが、原画2枚中割り5枚の計7枚の絵で表現します。

何回か進めるうちに、ぱっと見、それなりの動画はできてきますが、

滑らかで説得力のある映像を作る為、ここで妥協せず、

骨格の知識も使い、線のニュアンスまでこだわった絵を仕上げて完成です。

課題を終えた塾生からは、

動画の中割りの奥深さ、面白さが実感できたという反応が返ってきました。

手ごたえが感じられた様です。

アニメーションのキャラクターは一見シンプルに見えますが、

例えば肘の骨までイメージできているかで、描ける絵は変わってきます。

魅力ある映像作りの為に、そこそこではなく、一流のあがりを目指す。

塾ではそういったプロ目線を大切に授業しています。

【塾生】引き出しを増やす

【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】

現在、「レイアウト」や「振り向く」、「持ち上げる」などいくつかの課題に取り組んでいますが、どの課題も思い浮かべたイメージを形にする事に苦戦しています。
例えば「振り向く」の課題では、振り向くだけでもいろいろなパターンを考える事ができます。明るく元気そうにや、アイドルのように可愛らしくなど色々思いつきはするのですが、動きのイメージがぼんやりとしてしまってなかなか形に出来ません。
「持ち上げる」の課題では重たい物を持ち上げるという動きをイメージする事自体に苦戦しました。実際に自分で重い物を持ち上げてみたり、動画を検索して参考にしてみたりしたのですが、全く重たそうに見えません。講師からアドバイスを頂いて、頭では理解できた気がしても、自分の中での動きのイメージが固まっていないせいでなかなか上手く進みませんでした。
どちらも上手く形にできない理由は、自分の中でキャラクターのイメージを固められていない事や、単純に画力不足、重心や人体の構造を理解できていない等あると思いますが、特に最近は動きや芝居の引き出しが少ないからだと感じる事が多々あります。
引き出しが少ないから、頭の中でイメージする物の解像度が低くなってしまい、 形にする事に苦戦します。
そういった引き出しを増やすには色々な映像作品を観る事が大切です。まだまだ 映像作品から学び取る事に慣れていないため、気付いたら普通に楽しんでしまっている事も多いですが、自分が良いと思ったり印象的だったシーンや画面は記録して、着実に自分の引き出しを増やして行けるよう、多くの作品に触れていきたいです。
そして、普段の生活の中でも、様々な事に関心を持つことを忘れないように意識していきたいです。

【塾生】時間を意識する

【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】
どんな職業でもそうだと思いますが、アニメーターという仕事も常に時間を意識する必要があります。動画の課題をするにも原画の課題をするにも講師の方から時間を尋ねられるのですが、特に原画の場合ですが、今の自分にはなかなかその時間を考える意識というよりかは、一つ一つの課題をなんとかイメージ通りに完成させることでいつも手いっぱいになってしまいます。
自分の中にイメージや画力の引き出しや経験値が少ないなど、立ち止まる要因が多いため、スピード感を持って課題に取り組むというところまで意識をもっていけないのだと思います。

時間をかけてでもできないことが、短い時間の中でできることはないと思うので、まずはできることからスピードを上げて取り組んでいくしかないのかなと思います。
特に原画の動きの課題は、早く描きあげたいのに手が進まないもどかしさがあり、どの動きを描くのでも少しづつしか進められないのですが、焦っても突然手が速くなるなんてことはないので、時間という意識を常に持ちつつ、少しづつでもスピード感を身につけていきたいです。

卒業制作佳境です

アニメーター科講師の黒田です。

現在、29期後期生の卒業制作が佳境を迎えています。

まさに今まで学んできたことの集大成!
シナリオから動画まで、短編ではあるものの
全て自分の力で〝アニメーション″を創り上げる作業です。

これが楽しく、やりがいのある作業なのですが、同時にスケジュール管理も自分でしっかり行わねばならず、人によってはプレッシャーに感じてしまう人もいたりします。

しかし「そのプレッシャーも楽しみの一つ!」の意気込みで取り組んでこそです。

入塾から今まで、初めてのことだらけで大変なこともあったでしょうが、新たな気付きも多くあり、確実に力になっているはずです。
是非それを自信に変え、残された時間で存分に力を発揮していってほしいと思い ます!