【塾生】イメージする動きが必ずしも正しいとは限らない

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

入塾式から約3ヵ月が経ちました。

最初の頃とは違い、課題に取り組む姿勢というものが少しずつ変化して課題に対する向き合い方や課題の意図を自分なりに考えるといったような、考えを巡らせる日々を送っています。

現在取り組んでいる課題は、「立ち上がる」です。

最初、この課題を取り組む際に私は課題の題名そのままを鵜呑みにして、立ち上がる人を描きました。私はこれで課題を”こなせている”と思っていました。

しかし、それは大きな間違いでした。

その課題を拝見した講師からの言葉は、「本当にこれで立ち上がれるのか?」という問いかけでした。

それを聞いた私は一度、自分自身で課題に描いた作画通りに立ち上がろうとしました。するとかなり無理のある体勢で立ち上がることは出来ましたが、これが本当に自然な立ち上がるなのか?と問いかけるとそうではないとすぐに考えを改めなおしました。

本物の動きのあるポーズと私がイメージする動きのあるポーズにはかなり差があるのだと深く痛感しました。

私の感覚的なものになりますが、イメージする動きをそのまま描き出すとかたく、 違和感が残る印象になります。

しかし、作画課題を描いた後すぐに自分では気づけず、時間が経たないとその違和感に中々気づけないことが多いです。

アニメーションに限らず、絵を描くことにおいて本物をみる事はとても重要だということを改めて思い知らされました。本物をみて自分の中のイメージとの違いを探し、どう違うのか、どうすれば本物のイメージに近づけることが出来るのか、常にアンテナをはって探求していく姿勢が大事なのだと実感しました。