先輩社員の声

Web制作・開発職
先輩社員インタビュー

Webデザイナー

2017年入社

作品とファンを繋ぐ役割

Web制作の仕事は、当社からインターネットを通して情報を発信する業務全般です。当部署では当社コーポレートサイト・アニメ作品の公式サイトや「京アニショップ!通販サイト」などの制作・運営、Twitter・Instagram・YouTube等のSNS宣伝に取り組んでいます。

これらの業務の中でも私はデザインを全般的に担当しており、具体的にはパソコン・スマホサイト全体のデザインや、トピックス・バナー・SNS 宣伝用の画像をPhotoshopで制作しています。Web媒体の他に当社主催のイベントやKAエスマ文庫作品のロゴデザインも担当しており、Illustratorを使用し、印刷物に合わせてCMYK・モノクロ・グレースケールなどのデータを制作します。またデザイン以外にも様々な業務に携わる機会があり、社内のプロデュース・宣伝担当と共にWeb周りのディレクション(サイトの立ち上げやSNS運用など)を行うこともあります。

当社ではアニメーション制作セクションとの距離が近いので、より作品性に寄り添ったデザインを制作することができます。日々のコミュニケーションを通してクリエイターの作品への想いや注力しているポイントを把握したり、あらかじめ作品のシナリオやコンテを読み解き、そこからどんなデザインにしていくのか考えることも可能です。当社は総合職・専門職を含めて様々な職種のプロがいるので、自分次第でより良いデザインへのヒントを掴むことができる環境です。
直接的にアニメーション制作に関わる部署ではありませんが、サイトの制作・運営を通して作品とファンを繋ぐ役割を担うことができるので、やりがいを持って仕事に取り組めます。

Webを通してファンの方々に
楽しんでいただくために

Webデザインの経験もなかった学生の頃、この仕事に対しては、制作依頼書に沿って自社サイトや作品サイトの制作・運営のみを行うようなイメージを持っていました。しかし、いざ入社してみると、サイト制作だけでなくSNSを中心とした宣伝企画の提案や投稿画像・文言の作成など、他の部署と連携しながら作品を盛り上げていく機会が数多くありました。
作品を盛り上げるためには、サイトだけではなく、作品全体の宣伝プロジェクトの流れを把握することも必要です。そのことに気付いてからは、複数の視点から物事を捉える必要がある職種だと思うようになりました。

仕事の中で意識していること

Web制作は短期間での仕事が多く、瞬間的に忙しくなる部署です。臨機応変に対応するため、1日単位・1週間単位で、常に優先順位を考慮しながら業務のスケジュールを組み立てています。また当社は労務時間がしっかり管理されているため、限られた時間の中で納得したデザインができるようにショートカットやソフトウェアの情報収集、汎用性の高いデザイン素材の制作など効率化も意識しています。特にデザイン業務はサイト以外にもロゴ・SNS用の画像・小売店用のPOPなどを制作するので、それぞれの業務ごとに参考サイトや参考書から情報を集める力が作業時間の短縮やクオリティに結びつくと考えています。
またデザインの引き出しを増やすために興味の対象範囲を広く持つように心がけています。TikTokやInstagramで流行しているコンテンツもチェックして、休日はSNSで人気のカフェやスポットにも足を運びます。友人との会話を楽しみながらも、それがなぜ人気なのかを頭の片隅で考えて過ごしています。趣味に加えてアイデアの種を探しに行く目的で展覧会にも行きます。その際はメモの代わりに必ずポストカードを購入し、デザインを考える際のきっかけにしています。

就職活動中の皆さまへメッセージ

「クリエイターが生み出した作品をファンへ届けたい」という気持ちが強い人であれば、楽しんでWeb制作業務に取り組めると思います。一つを極めるスペシャリストな面も大切ですが、それと同じくらい、幅広い業務や環境への適応力も重要です。また当社ではディレクション担当・デザイン担当・コーディング担当がチームとなって各サイトを運営しているので、コミュニケーションを重ねてユーザーと制作側の双方にとって良いサイト制作・スムーズなサイト運営を実現する力も必要です。Webの業界は技術の発展やトレンドの変化が速く新しいことに挑戦できる場面も多いのですが、それらは人に提案することで初めて仕事に繋がります。そうした発信力のある方と一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

※この内容は、2023年4月現在のものです