2022.05.13

大切な目標

【アニメーションドゥウ アニメーター科 第31期生】

京都アニメーションの作品に出会って、絵を動かすことや映像表現などに関心を強く持つようになりプロ養成塾の存在を数年前に知りました。ですが、なかなか勇気が出ずに過ごし、丁度去年の夏少し湧いた勇気を何倍にも振り絞り応募しました。

入塾して約一ヶ月が経ちます。毎日が本当に新しいことの発見で、また私自身が絵やアニメを実技として学んだことがなかったということもあり、描いたものにアドバイスをしていただけることが新鮮です。それだけではなくアドバイスをしてくださる方がアニメーターを志すきっかけになった憧れの方々であることも幸せであり、一つでも多く汲み取ろうと必死になれば成る程、時間が過ぎ去るのがとても早く感じます。同時に入塾式での講師の方々の『一年は過ぎるのがあっという間』という言葉が思い出されました。

私はアニメーションというものには、本来歩んでいく自分としての人生だけではなく、色々なキャラクターの人生を体感し、それを自分の人生に還元出来るような、無限の可能性があると感じています。また、その魅力が私がアニメーターになりたいと感じたきっかけの一つでもありました。

一年という期間をどのように過ごすのか、プロになるための一年、長いようであっという間の一年。とても大切になってくる私のこの一年の目標は、【講師の方々から教えていただけることを一つでも多く吸収してそこから発見し、それを自分で形として表現する】ことです。

そして、無限の可能性を届けることができるアニメーターになっていきたい、それが継続していく先にある夢です。入塾して間もない私が明確に感じていること、それは自分で描いたものが動く瞬間は非常にワクワクするということでした。このワクワク、という感覚を常に更新する一年でもありたいです。

今の全てをただ受け止めるだけではなく自分自身で決めた目標に向かって一年という期間を最大限の力で突き詰めて前に進んで行きます。

2022.05.06

日常での学び

【京都アニメーション アニメーター科 第31期生】

塾で学び始めてから、一ヶ月が経ちました。

新しい環境に慣れることに手一杯だった状況は乗り切り、やっと本腰を入れて励 むことができると感じています。そうして環境を整え、過度な緊張や不安が解消されたことで、自分の未熟さがはっきりと見えるようになりました。

頭で思い描いている動きを紙の上で表すことはとても難しく、自身の力不足を実感し、日々悔しさを感じています。そもそもの問題として、自分は日々の観察が圧倒的に足りておらず、「思い描くイメージ」をはっきり作れていないという事にも気付きました。
そして、何気なく見過ごしていた日常の動作などに対して、「観察して知識として蓄えなければ」「少しの時間も無駄にできない」という思いが生まれました。

出来ないことだらけで焦る気持ちはありますが、まず自分が鍛えるべき事は何なのかを、先生方にも助言をいただきながら見極め、一歩ずつ着実に成長していきたいと思います。

この一ヶ月はあっという間に過ぎてしまいましたが、日頃の観察を常に意識し、 一日一日の密度をもっと高めた一年を過ごしたいと思います。

2022.04.29

がむしゃらに

【京都アニメーション アニメーター科 第31期生】

入塾してから早くも一ヶ月が経とうとしています。

学ぶことの全てが自分にとって新しいことで、ついていけるのかという不安と、新たな知識を得ることへの楽しさを実感する一ヶ月でした。課題に取り組むたびに、絵を描くこと、芝居を作ることに対して、自分がいかに無知であるかを思い知らされます。

不安はたくさんありますが、同時に感じている楽しさを大切にし、塾生としての課程をすべて終えたとき後悔が残らないようにしたいです。そのためにも、この一年間がむしゃらにしがみつき、吸収し、濃く有意義な一年にしたいと思います。

2022.04.22

学べる喜び

【京都アニメーション アニメーター科 第31期生】

小学生の時に初めて京都アニメーションの作品を見てからずっとこの塾で学ぶことが夢でした。

入塾してから2週間が経ち、新しい事へ挑戦出来る喜びやワクワクと共に、1年後の自分がプロとして働いていけるか日々不安を抱えています。
アニメーターになる上で高い技術や多くの知識を求められますが、課題をこなす事に自分の無知さや経験不足を痛感しています。ですが、塾に入りアニメーションについてより深く学び始め、ますますアニメーションの面白さや作ることへの楽しさを感じています。

まだ2週間しか経っていないので、楽しさも苦しさもプロの方と比べると浅い経験なのかも知れませんが、この気持ちを大切にこれからもアニメーションに携わっていきたいと思いました。

この1年を「もう1年しかない」と焦るのではなく、「あと1年ある」と思い、1日1日着実に成長出来るよう努力を積み重ねて行きたいと思います。

2022.04.15

実りある一年

【京都アニメーション アニメーター科 第31期生】

昨年の夏にプロ養成塾の存在を知ってから審査と様々な準備を経てこの4月、私はアニメーター科に入塾しました。

塾生として過ごした月日はまだ一週間と短いですが、新しく得た知識、学んだ技術は驚く程濃密で、今はこの莫大な情報を反芻し自分の技術に取り入れることに苦心する毎日です。

私にとってアニメーションは、自分という存在を形成した一つの大きな要因であり、中でも京都アニメーションの作品には幾度となく感銘と影響を受け、いつしか見る側でなく作る側として目指したい存在になっていきました。
そんな憧れである場所で学ぶということは誰もが経験できるものではなく、自身が如何に恵まれた環境にいるかを実感する度プレッシャーと期待で複雑な感情になりますが、それらも全てひっくるめて制作にぶつけています。

講師もこのような場でなければお話できる機会がなかったであろう素晴らしいクリエイターの方々ばかりで、私のような駆け出しの塾生に時間を割いてもらうことに畏れ多さを感じつつも、注いでくださった時間を無駄にしないよう、教えていただいた力を漏らすことなく技術へと昇華できるよう、今後の課題も全力で取り組んでいきたいです。

一年というのは長いようで、自分の過ごし方次第ではあっという間に過ぎてしまう短い期間だと思います。
そのうちのさらに短い一週間で、私はアニメーターを目指すなら勿論のこと、たとえ今後違う道へ行くことになったとしても、今この瞬間の経験は何一つ無駄にならないと強く感じています。

まだ簡単な課題に長い時間をかけ、何度も修正を繰り返してそれでもうまくいかないような日々ですが、これからも愚直に描いて、貪欲に知って、この一瞬の期間を豊かな財産に出来るよう精進していこうと思います。