2022.02.18

日々成長

アニメーター科講師の浦田です。

アニメーターの仕事でモチベーションのひとつが日々上達を実感できる事だと思っています。この時期塾生は卒業制作の自主制作アニメーションに取り組んでいます。
絵コンテ制作からレイアウト、そして動画作業まで、おそらくみんなが生きてきた中でこんなに描いたことはなかったというくらい集中して絵を描いていると思います。
若い頃は描いた動画一枚一枚に上達を実感できるものです。
卒業制作を乗り切った塾生たちの成長が楽しみです。

2022.02.11

卒業制作

【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】

現在動画作業に取り掛かり始めているところです。

自分自身一からアニメーション作品を制作するという経験が今までなく、具体的に何がわからないのかもわからないところからで、思うようにうまく進められずとても大変です。しかし、そのぶんやることどれもが新鮮なので、今まで使ったことのない頭を使い毎日学ぶことだらけでおもしろいです。

作業を進めていく中で、カメラワークについての用語やタイムシートの細かな撮影指示の書き方など、わかっていたつもりのことでもいざ実践するとなると、応用が効くほどの理解ができいないことが多くあることに気付かされます。その都度講師の方に細かく何度も聞いて教えていただき、なんとか地道に進めていっております。そうしてるうちに、やっとしっかりと理解できたと思えることが少しずつ増えてきていると実感しています。

完成する頃には、実践的な技術をよりたくさん身に付けられるように、日々制作を進め、納得のいくものを期限までにやりきりたい思います。

【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】

卒業制作期間も折り返しに差し掛かり、現在原画の作業を行なっています。

制作する中で、やはりイメージを形にすることは容易でないと感じています。
動きがやっと描けたと思ってもタイミングや原画の入れ方ひとつで理想とはかけ離れた物になります。

そうしてなかなか上手く行かないカットが続けば、自分には描けないのではないかと弱い自分が顔を出しそうになります。
しかし、今はそんな自分に負けている場合ではありません。
絶対に自分には負けたくないのです。

負けてたまるかと悩み描き続ければ必ずキャラクターは答えてくれます。
そうして自分の手から生み出されたキャラクターがイメージに近い形で動いてく れた時、悩みや苦しみの何倍もアニメを作る事が楽しいと感じます。

まだまだ画力も知識も足りず、理想通りに描く事は難しいです。
上手く描けない自分にとても悔しい気持ちになる時も多々あります。
しかし、今の自分の力を最大限発揮して作り続けてさえいれば、理想に近づけると自分を信じたいです。

悩み楽しみながら、今日も精一杯卒業制作に取り組んでいきます。

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

卒業制作に取り組み始めてから既に一ヶ月ほど経ちますが、なかなかスケジュー ル通りに進みません。

現在コンテ作業を終えレイアウトと原画を進めています。
コンテのイメージを実際にレイアウトに起こすことはとても難しく、カットが思うようにつながらないことやイメージ通りのレイアウトを描くのに苦戦することが多々あります。
イメージを描き起こす難しさを痛感します。また、自分のコンテの至らない点な ども作業を進めるごとに見えてきます。
ですが、一から考えた自分の作品が徐々に形になっていくのがとても嬉しいです。
日々新たな発見ができ、今までに学んだ事への理解もより深まっていきます。

限られた時間の中で自分の思い描く作品を形にするのはとてもやりがいがある楽しい作業です。
なかなかイメージを形にできない事も多いですが、好きなことに取り組んでいると悩んでいる時間さえとてもワクワクします。

今の自分に出来る最大限を尽くし、卒業制作の完成を目指したいと思います。

2022.01.21

卒業制作

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

現在卒業制作に取り掛かっていて、レイアウトと原画の作業をしています。

その中でレイアウトの背景の構図や原画のポーズ等、自分がイメージするよう満足に描けず、苦戦する面もあります。
しかし、ああでもないこうでもないと描き直す中で、上手くいく方法を探す工程も自主制作の楽しい点です。コンテの内容は自分が一番よくわかっているのでコンテを描いてる時にイメージした雰囲気と離れているとすぐに気づきます。
最終的な映像のイメージを常に意識して描いていきたいです。

残り一ヶ月半、自分がイメージした映像に少しでも近づけるよう手を尽くして取り組んでいきたいです。