2022.02.25
【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】
もう少しで一年間のプロ養成塾のカリキュラムを終えます。
私はプロ養成塾でアニメーション技術に対する勉強を初めて経験しました。
とても充実したものになりました。
最初はアニメーションを描くことはとても楽しいことだろう、と楽観的に考えていました。
いざアニメーションの勉強を始めると、奥が深く自分がイメージしていた以上に難しかったです。自分自身の技術力の足りなさや考え方がまだまだだと思い知らされました。
今までの私は井の中の蛙だったのだと、思い悩むこともたくさんありました。
技術力もそうですが、精神的にも辛い一年だったと思います。
しかしその辛さを越える度に、私は絵を描くこと、絵を動かすことをより好きになり心の底から楽しんで描いていました。
絵を描くこと自体をやめようと思ったこともありましたが、それでも絵を描くことが好きなのだと何度も再確認しました。
私はこれからも絵を描いていくことで一喜一憂すると思います。その度にこの一年間の経験を思い出すことで、また更に絵を好きになって切磋琢磨しながら絵と向き合っていきたいと思います。