月日が経つのは早いもので、もうすぐ後期が始まります。

現在レイアウトの課題に取り組んでいます。
レイアウトでは何を見せて何を伝えたいか、空間をどう見せるかを描く重要な工程です。

レイアウトを描く中で「見る人に何を伝えたいか」を考えて描くことが一番大切ということを学びました。魅力的な画面を作るためには感覚だけでなく考えて描くことが重要になります。カメラの位置、カメラのレンズ感これだけでも見ている人の印象を大きく変え何を感じるのかも変わっていきます。

そこをコントロールするためにはパース感覚は必須になってきます。そもそもパース感覚が身についていないとフレーム内に表現したいものがうまく描き出せません。私自身パース感覚が弱く表現したいことを表現しきれないことがあり、もどかしく感じることが多々あります。

「見ている人に何を伝えたいか」を考え画面を描きおこすことは本当に難しいです。ですが同時に、こう描いたらどう感じるだろう?ここはどう伝えよう?と見る側と作る側両方の立場に立ち考えながら画面を作り描いていくことは楽しく、やりがいを感じています。

この課題に取り組んでから今までただ観ていた映像作品から、ここの見せ方いいな、ここをこうしたらもっと効果的かも?と考えるようになり日々観察、勉強の繰り返しで表現の幅を広げられるなと実感しています。何気ないカット一つ一つ全てに伝えたいことが詰まっており自分が考えていたことは表面上の一部に過ぎず、画面を作るという奥深さに驚かされました。

これからより観察し自分の伝えたい、表現したいを絵に落とし込めるよう取り組んでいきたいと思います。