現在取り組んでいる課題は「立ち止まる、走り出す」というものです。
一度は目にしたことがある日常芝居なのに自分の思うように描けないことばかりで、もどかしさを感じています。自分で動いてみても、固定概念が邪魔をして本来の自然な動きが出来ないことも多いです。
走った状態から立ち止まる時、私は立ち止まる時に勢いで前傾姿勢になるだろうという固定概念がありその考えに縛られて描いていましたが実際はスピードを落とすために体の重心を後ろに置くような動きをしているのを見て驚きました。

大まかな理屈が理解出来てもいざ紙に描こうとすると頭の中のイメージがぼやけていて上手く再現できないので、観察しているつもりでも全く出来てないんだなと感じることばかりです。
この課題に限らず、いつも講師の方から観察することの大切さを説明していただく度に自分が観察できていると思っていても実際はまだまだ足りないということに気が付きます。
街を歩いている時や電車に乗っている時間も、何気ない人の自然な動きをコピーできるくらいしっかり観察して、アニメーションに落とし込めるようになりたいと思います。