2021.03.05
【京都アニメーション アニメーター科 第29期後期生】
私は現在、振り返る動作のアニメーション、均等な中割、アクションシーンのレイアウトの課題に取り組んでいます。
それぞれ目的や必要とされる技術の違いはあるのですが、課題すべてに共通する部分も決して少なくないと感じるようになりました。
その中でも、美的感覚はアニメーターを目指すなら必要不可欠だと度々思います。普段何気なく観ているアニメやドラマにも、制作側の意図やこだわりが詰まっており、それを見逃していては自分の力にはなってくれません。それは作品以外にも言えることで、日常生活で目にする物や人々の一挙一動を美しいと感じ、その感動を伝える為にアニメーションに起こすことが大切なのだと学びました。
振り向くアニメーションに挑戦した際、いかに自分が日常動作を観察できていないかを思い知ることができたので、常に美的感覚のアンテナを高くする意識を持っていこうと思います。