2021.09.24
アニメータ科講師 堀川です。
第30期生の授業は今月で前期が終了。折り返し地点です。
ここ数回の授業で、塾生は動画の課題として「手を挙げる動き」に取り組みました。
間1秒にも満たない動きですが、原画2枚中割り5枚の計7枚の絵で表現します。
何回か進めるうちに、ぱっと見、それなりの動画はできてきますが、
滑らかで説得力のある映像を作る為、ここで妥協せず、
骨格の知識も使い、線のニュアンスまでこだわった絵を仕上げて完成です。
課題を終えた塾生からは、
動画の中割りの奥深さ、面白さが実感できたという反応が返ってきました。
手ごたえが感じられた様です。
アニメーションのキャラクターは一見シンプルに見えますが、
例えば肘の骨までイメージできているかで、描ける絵は変わってきます。
魅力ある映像作りの為に、そこそこではなく、一流のあがりを目指す。
塾ではそういったプロ目線を大切に授業しています。