2024.07.26
塾がはじまり早くも3ヶ月が過ぎました。入塾してからの日々は毎日が多彩な発見・気づきにあふれており、この3ヶ月間は驚くほど一瞬の事だったように感じます。
現在はレイアウトの課題に取り組んでおります。レイアウトを描く上では『イメージを持つこと』が大切なことであると学びました。
私は今まで資料を忠実に再現したり、パースなどの理論に重きを置く理屈的な絵の描き方をしており、その結果、絵全体が固い印象となってしまうことに悩んでいました。この課題で講師の方から『理屈や理論よりもイメージを第一にすべきである』というアドバイスをいただき、自分が持つイメージ力に真摯に目を向けるきっかけとなりました。それからは「自分自身が〈イケてる〉と思える絵を表現できるか」また「レイアウトから完成した映像をイメージできるか」など理屈ではないイメージを基調とした取り組み方を意識するようになりました。
しかしいざレイアウトを完成させても自分が思っていた仕上がりには程遠い場合がほとんどです。その度に自分の画力不足、さらにはイメージを紙に描き出す難しさを痛感しています。良い絵を書き起こすためにはイメージ力だけではなく、それを紙の上に再現できるだけの画力も求められます。したがって普段から映画・アニメ鑑賞による「質の高いイメージ」のインプットと、模写・クロッキー・デッサンによる描く対象への「理解力・画力」の底上げを図り、両者の掛け算で『自分のイメージを忠実に再現できる技術』を身につけていくことが今後の目標であると思います。
また養成塾では教えを乞う立場ではありますが、根本には自発的に「楽しみながら描く」という気持ちを持ち続け、残りの期間も全力投球で頑張りたいと思います。