【アニメーションドゥウ アニメーター科 第29期前期生】

前期が終わる頃、各生徒に面談の機会が設けられました。

そこで講師の方におっしゃっていただけたのは

「入学した頃より楽しそうだね」

ということでした。

私は塾で過ごした半年が、もの凄く楽しかったです。

それぞれに目標を掲げ、それらを認め合い、共に進む仲間がいて、そして、そんな私達を応援してくださる講師の方がいらっしゃいます。

贅沢で恵まれた環境に、自分はいるんだと毎日思いました。

ですが、今私達はいくらプロになる為に学んでいるといえど、塾生は塾生です。

各講義によって毎週課題が提供される上、失敗が許されます。

足が短い絵を描いても、パースが歪んだ絵を描いても、時間が押しても皆に迷惑がかかることはありません。

つまり、自分の仕事に責任が生じない今の環境が楽しいのは当たり前のことなのです。

問題は、自発的に課題を突破していく、時間には必ず間に合わせる、自己管理をする等、チームの一員でいる為の努力をコンスタントに続ける能力が 必要になってくることだと思います。特に、課題を見つけ突破し続けていくことの難しさは、今までの経験から身に染みて理解しているつもりです。まず芯の通った将来像を持っていないと、なし得ないことだと思っています。

そこで残された半期、卒塾後自分はどうなりたいか、その為には何ができるか、何をすべきか。自分なりの答えをより一層固めていきたいと思います。