【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】

5日間のインターンシップを経て、体力的にも技術的にもまだまだで、知らない ことだらけだということを痛感しました。実際の仕事の現場で、より実践的に主 体的になって学んでいくことで、今の自分に何が出来て何が足りていないのか が、より具体的によく目に見えて感じることができました。

課題を進める中で、自分なりにこれでどうだ、というところまでやったとして も、課題チェック担当の方に見ていただくと自分では発見できなかった線抜け や、前後で比べた時の線のニュアンスの違和感や確認不足があり、なんで自分で 見つけられなかったのだろうと思うととても悔しかったです。講師の方が、経験 を積むことでしか見えてこないこともあるとおっしゃっていたので、もっと見え るものを増やしていけるように、勉強していきたいと強く思いました。
 
それから体力面では、働いた分休む(ゆっくり湯船に浸かり十分な睡眠を取る) ということや、適度に休憩をはさむことがこの仕事を長く続けるためのコツなの ではないかと思いました。特に15時に行われるラジオ体操への参加はとても意味 があると思いました。体操をする前とする後では、体の軽さがまるで違いました。

インターンシップの5日間で、足りていないと感じたことをこれから自分なりに 考え、工夫し、知識を深め、少しずつでも着実に克服していきたいです。今回得 た気付きや、ここはできるんだというところは自信をもって、これからの自分に 活かしていきたいと思います。

【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】

5日間あったインターンシップでは、学びや気付きが多々あり、とても貴重な体験ができたと感じています。

インターンシップが始まる直前までは、不安と楽しみな気持ちでいっぱいでしたが、実際に始まってみると、焦りと悔しさとの戦いでした。

期間中は、実際に使用されたカットを課題として頂いて作業を進めました。
それらは、これまで塾で取り組んで来た課題とは線の量や密度が桁違いな上に、繊細なタッチを求められる物でした。
その為、課題を進めて行くうちにいくつも自分自身への課題が見つかり、インターンシップが終わる頃には悔しくて仕方ありませんでした。

更に、早く課題をこなして多くの事を学びたいと意気込んでいたので、慣れないカットなどでは急ぐあまり単純なミスが目立ってしまい上手く行かない日もありました。それが更に自分の焦る気持ちを強くさせてしまいました。
しかし、周りの社員の方々にコツを尋ねたり試行錯誤していると徐々に出来なかった事が出来るようになり、落ち着いて課題を進めて行くことができるようになりました。

焦りと悔しさで終了したインターンシップでしたが、社員の方々は皆優しく柔らかい雰囲気の方ばかりで安心してインターンシップを終える事ができました。そして、純粋にアニメーターとして絵を描く事がとても楽しかったので、アニメーターを志す気持ちがより大きく明確になったと感じています。

今回のインターンシップで感じた事を忘れないよう、これからに繋げて行きたいです。

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

インターンシップでは動画さんの仕事を体験し、実際の仕事場の雰囲気や仕事内容を経験でき、とても勉強になりました。
限られた時間の中インターン課題に取り組むことによってこれまで曖昧だった仕事の流れのイメージをよりはっきりさせることにもつながりました。

課題の添削では自分では気づけなかった点などを指摘してもらい、今後の目標などが沢山見えてきました。
インターン中は作業を進めていくべきペースと自分のペースがかみ合わず思うように作業が進められない日が多く、作業効率を意識する重要性をあらためて痛感しました。

“練習”という意識だけで描き続けていると実際に世に出せるものを形にしようとした時、納得のいくものを時間内に完成させることを難しく感じてしまいます。 常に“完成”を意識して練習の中でも本気で描くことが大切だと強く感じました。
今の自分に描ける最大を常に目指しつつ、世に出せるクオリティーまで持っていく事を意識するのは絵の上達に直結すると思うので、インターン経験を活かしこれからも絵を描くことと向き合いたいと思います。

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

プロの方々と同じ場所で、過去に仕事で使われていたカットの課題をする中で、 今自分に足りていないものや、実際の仕事の雰囲気など色々な気づきや発見がありました。

インターンシップの課題をしていく中で、特に感じたことは自分の意識が甘かったという点です。よく確認したつもりでもミスがあったり、細かいところばかり見て全体が見えていなかったり、自分のやっている作業を冷静に見れていなかったように思います。

最終的な完成画面をイメージして作るというのは当たり前のことですが、自分にはその意識が足りていませんでした。自分は目の前の作業に焦点が集中し過ぎて、今やっている作業が完成したときどんな映像になるのか、その作業はなんのためにやっているのかということをよく考えて取り組めていなかったように感じます。

形を崩さないようにしよう、空間を意識して描こう等の手段を目的化するのではなく、完成画面でこういう映像にしたいから形を崩さないようにする、という風に最終的な完成画面のための一つの要素と認識して目の前の作業に取り組まなけ ればならないと感じました。
思えば普段やっている課題でも目の前の描いているものばかりに焦点がいき、全体を見れていなかったように感じます。これからは、常に最終的な完成画面をイメージして作る意識を忘れないよう心がけていきたいです。

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

インターンシップを経て、私はたくさんの経験をすることが出来ました。

京都アニメーションのプロのアニメーターとして働くたくさんの方々と同じ空間で、5日の間しっかり課題をこなすことが出来るのだろうかと最初は不安でした。

しかしそんな不安は杞憂に終わりました。

とても親切に接して頂き、リラックスしてインターンシップの期間中課題に向き合うことができ、また分からないことや知りたいことに対して真摯に聞いて頂き、アドバイスを頂くことが出来て見聞を広げることが出来ました。

失敗することもたくさんあり、課題を上手くこなすことが出来なくて焦ってプレッシャーになることもありましたが、そのとき失敗して良かったと思っています。

できる事なら失敗はしない方がいいのでしょうが、それでも失敗から学んで得た経験はずっと自分の中に残り続けるでしょうし、いつかそれは自分の自信に繋がっていくと思うのでとても良い経験をしたと思っています。

今回のインターンシップでアニメーターの仕事に触れ、自分がもしアニメーターになったらどういう風に仕事をするのか想像することが出来ました。

また今の自分に足りない要素を知る機会にもなりました。

この経験をこれからの私の糧として絵の上達に繋げていきたいです。