2022.07.08
【アニメーションドゥウ アニメーター科 第31期生】
私にとっての最近の課題は、動きが必要とする基礎へ理解を少しでも深めることです。
入塾して3ヶ月が経ち、自分が今まで絵や絵を動かすということに想像以上に向き合う事が出来ていなかったかもしれないと感じています。
絵を動かすことには実際の動きを誇張したり、変化させたりするという表現が存在すると思います。それはアニメの面白さ、楽しさ、魅力の1つであると感じると共に、はたまた作画する際に多くの基礎を伴うものでもあると思いました。
5月から取り組んでいた、《飛び越える》という課題でキャラクターが非常に大きな溝をどうすれば飛び越えられるかを考え、作画しました。
そこではフィクションの表現においても、動きの説得力をしっかりと持たせる必要があるということ。その説得力にはよりノンフィクションを観察して理解し、 絵を落とし込む力が必要であること。加えて、紙の上の空間把握や、重心、軌 道、身体構造など、非常に多くの知識の必要性を感じました。
たとえ目にするのは一瞬であっても一枚一枚それらの要素を伴い自然で、高解像度であることが素敵な動きを作るのではないかということを自覚しました。
現在は課題・テストを通して的確に講師の方々のフィードバックを受けた後、新たな課題や自習に取り組んでいます。力不足で毎日まだまだだと思うことばかり ですが、それも含めて多いに試行錯誤し続けることが出来る日々を過ごせている ことがただただ嬉しいです。今の持っている力を常に出し切れる様にまずは観察して描き、全力で頑張ります。