先日、とある絵本作家さんの原画展に行ってきました。
温かさとユーモアとアイデアいっぱいの原画に、何をどうしたらこんなおもちゃ箱みたいな想像の世界を形にできるのだろう?!と高揚し、一番惹かれた絵本を1冊買って帰りました。
印刷物で見るのとはまた違って、原画の持つ力を感じられる時間でした。
後からネットで制作裏話を読んだのですが、ものづくりのこだわりがぎっしりでこれも面白い記事でした。
絵と文字のリズムが良すぎても絵が流れてしまうこと、文字と絵を一緒にじっくり見てもらうための配置や、字と字の間隔によって引っ掛かりを作ったり、空けすぎて文字が偉そうになっちゃわないようにだとか…
こんなにも心地よく無意識に絵本の魅力を最大限楽しめるように工夫や調整がなされているなんて…!
普段何気なく見ている文字たちにもデザインがあるのだなぁと感動しました。 こうしたものづくりに込められた想いを手に出来ることも喜びです。
(裏話の中で制作スピードにも触れられており、その速さにも驚きました。
やはりこだわりの仕事にはそれを支えるスピードがある!と噛み締めました; 頑張らねば…!)