こんにちは!
寒さも日に日に増して気がつけば今年も残すところ半月を切り、一年をしみじみと振り返るわさびです。
日進月歩、技術が進化して、映像作品をつくる上でも時代に合わせて進化しなければとよくよく考えを巡らせる近頃なわけですが、
特段、リモートで会議や打ち合わせが当たり前になりつつある中で、アニメの制作現場でも例外ではなく、リモートで打ち合わせするという場面が増えました。
アニメ制作の上で作品のイメージを共有するということは極めて大切なことなわけなのですが、やはり、リモートだとどうしてもニュアンスが伝わらなかったりという場面も多くあります。その度にしみじみ対面での打ち合わせの尊さを感じていたりします。
そうして失われていく尊さに危惧しながらも、だからこそ守らなければならないものと改めて認識することもまた技術進化に合わせた進化なのかなぁと。
大局をみれば、コロナ禍でも打ち合わせができるわけですから、本当に有り難いとも感じます。そんな技術の進化も、困難に直面して、それをなんとか良くしようという人の真心の賜物だと思うと温かい気持ちになったりします。
作品作りもきっとそういう真心が大切だなぁと顧みては励んでゆこうとおもいました。