【アニメーションドゥウ アニメーター科 第30期生】

思い返せば昨年の今頃は、自分が入塾できるだなんて思ってもいませんでした。

今の自分はとても幸せで恵まれた環境に居るなといつも感じています。

授業が始まって初めの2週間は、アニメーターを目指す事の厳しさや、自分がいかに絵が描けないかを実感しながらも、同じ目標を持った仲間と共に最高の環境で学べることが嬉しくて楽しくて仕方ありませんでした。

しかし、コロナウイルスの影響で4月半ばから自宅課題となり、一人で課題に向かっていると嬉しさや楽しさよりも焦りや不安な気持ちの方が上回りそうになりました。

これからそういう時が何度も訪れると思いますが、そういう時こそ、入塾前に抱いた強い気持ちや、楽しむ事を忘れずに課題に取り組みたいと思っています。

特に入塾してから、楽しむ事が大切だと私は思いました。

尊敬する先輩方は常に楽しそうでした。そして自身の経験上、今まで良い絵が描けた時は決まって楽しんで描いていたからです。

入塾してからいつも思い通りに描けず悔しい思いをしていますが、そんな中でも常に向上心を持って学び考え、今の自分が持てる最大限の力を尽くす事が、楽しんで描く事に繋がり、さらに成長する事に繋がると私は思います。

既に課題は山積みですが、自分の絵と向き合うことを恐れず、ひとつひとつ確実にこなして行きたいと思います。

そして、卒塾する頃には胸を張って楽しかった!と言えるよう日々精進してまいります。

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

プロ養成塾で学び始めて一ヶ月ほど経ちますが短い期間でも多くを学びました。
塾の課題に取り組む際、何が出来ていて何が出来ていないかが明確になることによって練習目標をより細かく定めることができ、描けば描くほど向上すべき点が数多く存在することに気づくことが出来ます。
より良い作品を作るにあたって何を意識すべきか、以前の自分にはなかった目線を得ることができ毎日とても楽しく充実しています。

講師の方々から学んだ事や自分で気づいた事などをどれだけ高い質で実践できるかが自身の課題だと考えています。
講師の方々は自分で作ったものをどう思うか尋ねてきます。私は、物足りなさを感じるのですが原因を即指摘することが出来ない事が多々あり、ただ違和感を感じるだけではどこをどう直せばいいのか明確にすることが出来ないと気づかされます。

頭でイメージを構築し、それを形にすることができて初めてそのイメージを理解したと言えると思っていますので、より深い理解によって豊かな表現が可能になると考えています。
自分の目指すものをしっかり形にできるよう、修正すべき点を自身で見定められるよう努力していきたいです。

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】

プロ養成塾に入塾して3週間ほど経ち
もうすぐ4月も終わろうとしています。
時間があっという間に過ぎていったように感じます。

この数週間、講師の方々や塾生の方に刺激を受けながら
もっと頑張るぞ!と意気込んでおります。

日々授業を受けている中で私が痛感したことは、入塾する前にもっと基礎画力やアニメーションの知識を磨いておけば良かったという点でした。

プロ養成塾は現役の講師の方々に指導していただける非常に恵まれた環境です。その中で「何を学ぶ」かが重要だと思います。私は、基礎画力や基本的な動きの知識などは自分で身につけ、講師の方々にもっと踏み込んだ質問ができるようになりたいです。

練習や課題をする中で、自分の実力や知識の少なさを感じ、焦燥感に駆られることがあります。しかし、いくら焦って練習をしても技術は一朝一夕ではなかなか身につきません。自分ができないことに積極的に挑戦していき、できることを少しずつ増やしていきたいです。

焦らず、されど弛まず、一年の終わりに自分の成長を実感できるように1日の時間を大切にし、日々勉強に励んでいきたいです。

【京都アニメーション アニメーター科 第30期生】
私が入塾してから一週間が経ちました。

一週間、講師の方々から指導して頂き、私にとって初めて知ることが多くありました。

ですが、この一週間はとても短く感じました。

これからの日々がこの一週間のように目まぐるしく続くとなると、一年なんてあっという間に過ぎていくことでしょう。

私は、日々の時間の使い方がとても重要だと感じました。

授業を受けることで達成感を得てそれで終わりにするのではなく、プロ養成塾外でも自主的に勉強をすることはもちろんですが、分からないことがあればすぐに講師にきき、塾生同士切磋琢磨しながら、貪欲な姿勢で取り組みたいです。

プロ養成塾に通うこの一年、私は貪欲な姿勢で講師・塾生の方々からより多くのことを学び、また指導されたことをただ鵜呑みにするのではなく、自分なりに理解を深め、それを踏まえてたくさんアウトプットしていくことが今の私の第一歩の目標です。

その目標を1つずつ踏破していきながら、私はアニメーションを通じて『リアルとはまた違うアニメーションでしか表現できない人の重みを感じる動き、繊細なキャラクターの表情。その世界観に、しっかりとそこに存在している人物や物体』を表現したいです。

【京都アニメーション アニメーター科 第29期後期生】

私は現在、振り返る動作のアニメーション、均等な中割、アクションシーンのレイアウトの課題に取り組んでいます。

それぞれ目的や必要とされる技術の違いはあるのですが、課題すべてに共通する部分も決して少なくないと感じるようになりました。

その中でも、美的感覚はアニメーターを目指すなら必要不可欠だと度々思います。普段何気なく観ているアニメやドラマにも、制作側の意図やこだわりが詰まっており、それを見逃していては自分の力にはなってくれません。それは作品以外にも言えることで、日常生活で目にする物や人々の一挙一動を美しいと感じ、その感動を伝える為にアニメーションに起こすことが大切なのだと学びました。

振り向くアニメーションに挑戦した際、いかに自分が日常動作を観察できていないかを思い知ることができたので、常に美的感覚のアンテナを高くする意識を持っていこうと思います。