こんにちわ、わさびです。
まだまだ日中は暑い日が続いていますが早朝なんかは秋っぽい匂いがしてきましたね?
季節の変わり目に感じる匂いってどうしてあんなにノスタルジックなんでしょう。
ちょっとおセンチな気分になりますね。
最近はずっとマスクをつけているので、匂いを感じる機会がぐんっと減ってしまったように思う今日このごろ
たまに人気の少ないところでマスクを外すと、草木とか土のにおい、雨に濡れたアスファルトの匂いとか
感じられて、やっぱり匂いって大事だなぁと思い知らされます。
アニメは残念ながら無味無臭なわけですが、
絵を描くときに、そしたところまで感じながら描くと想像がふくらんでいきます。
引いてはそうしたところにこだわってみると、映像にも良い形で現れたりするから面白いです。
近年では風を感じたり匂いがしたり、シートが動いたりと映像にあせて五感で体感できるような
劇場があったりしますがそういう試みが増えていくのもうなずけますね。
もちろん、いちアニメーターとしては絵の力、クリエーターによる想像の力によって
如何に「生き生き」と見せるかこだわっても行きたいと思うところです。
あたかもそんな匂いがしそう!という画作り
それによって、空間を感じ、大気を感じ、音の臨場感が上がり、より没入感が増していく
みたいな感じで
逆にどんなに直接その匂いを感じても、画の印象が沿っていなければ、
そうした相乗効果は生まれないかもしれませんね。
とは言うものの、言うは易し・・・。
一朝一夕ではできませんし、頂きに達したと思えても、また次の頂きが見えてきて、
飽くなき挑戦、飽くなき探究です。
この道程を楽しんでこそ真のクリエーター・・フフ・・フフフ・・・
と、そんな具合に自らも楽しみながら、
これからも、より良い作品を作って行きたいと思います。