通勤が電車ではなくなりました。
こんにちは、独楽です。
前回電車通勤の話をして、からの今回の書き出しですと慌ただしい住宅事情を抱えてそうな感じですが、まったくそういうことはありませんのでご心配なく。
4月になり新年度ということで、気持ちも新たに今年も頑張っていこうと思います。
が、今回は振り返って『ツルネ-つながりの一射-』の話を少し。
無事放送終了を迎え、皆さんに最後まで届けることができホッとしております。
制作中はやはり慌ただしく、先のことまでしっかりと考えて動いていかなければいけないのですが、忙しくなると目の前のことに集中してしまいがちになることもしばしば。
映像が完成して視聴すると「狙い通り」と思うこともあれば「こうなったか」なんて思うこともあります。(悪い意味ではない)
弓道で弓を引くときに射手は矢が的に中るという結果をイメージしてから矢を放つと聞きます。
「あてる」ではなく「あたる」と言うのは、ある種の確定した未来「あたったという結果」を現実に引っ張ってくることを言い表しているのかもしれません。
とは言え百発百中というわけではなく、狙ってやっても外すときは外す。
なんだか自分の仕事と似ているところがあるな、と勝手にシンパシーを感じておりました。
アニメーションはたくさんのスタッフとともに作り上げるもので、それぞれが完成に向けてのイメージを持ち、それらをより集めて一つの映像としてまとめられます。
出来上がったものがそれぞれの「狙い通り」であったり「狙い以上」であったりもします。
ひとつ物事を通して多くのつながりの先にあるもの。
仕事とはそういうものなのかなと、『ツルネ-つながりの一射-』の制作を通して改めて感じたのでした。
では、また。