アナゴ

自然な演技

  • アナゴ
  • 2021年02月15日

アナゴです

ぶら下がり系の健康器具を購入しました。運動不足への僅かな抵抗です。
使用を怠ると、洗濯干しに変貌しますが、今のところその予兆は見られません。
日課になるように、続けていきたいです。

仕事の方は、演出作業中です。
このところ、自然な動きに注力することが多かったと思います。
この事はプロ養成塾のアニメーター科の授業内でも塾生と一緒に考えることが多いですが、いくら研究しても簡単に答えが出ないことが多々あります。
振り向いたり、靴を履いたり、物を拾ったり置いたり。
人が無意識に出来る行動になるほど、自然な動きのイマジネーションが捉えにくいかもしれません。
アニメーターは、自分で実際にその演技を行って、作画のきっかけを作ろうとします。
必ず必要なことですが、無意識にする行動を意識的にすることで、自分で行った演技自体が不自然になることが有ります。
その状態になった時は、無意識を、自然な状態で認識出来ないと、正解に近づけられません。
例えば、食事中の箸の向きとか、手慣れた行動の視線は次の行動に先行するとかです。
感覚的に、なくしものが見つからない時と似ています。
上手くいかないときは、無くしたテレビのリモコンと同じで、「この部屋に有るのか?」とまでになりますが、ここを攻略していくことが、面白いところだと思っています。