こんにちは、やなぎ楓です。
3月も終盤に差し掛かり、メイドラゴン一期の再放送が近づいてまいりましたね。
もうすぐ新年度、大きな環境の変化もある方もいらっしゃると思いますが、そんな皆様の新生活のお供に(もちろん今までの暮らしを継続される方々も!)なれば嬉しいなと春を待ち侘びる日々です。
さて、最近のやなぎは言葉の難しさに考えさせられることが多いです。
アニメ制作においては打ち合わせの場が多々あります。他のスタッフが抱いているイメージと、自分の中にあるイメージを擦り合わせていくのがとても重要なのですが、これが簡単なことではありません。
制作の場では色んなケースがありますが、私が今苦戦しているのが、自分の描いたものについて説明すること。
絵を描く身としては描いたものを見て理解してもらえるのが一番なのですが、まだまだ修行中の身ということもあり…中々そうもいきません。
更に難しいのが、描いたものの形状などの「説明」ではなく、趣旨などの「解説」を求められた時。
そんな時は、自分の中にある感覚を言葉にする必要が出てくるのですが、これもとても難しく…。
そもそも人に正しく伝えるためには、まず自分のことを正しく理解する必要があり、今一度自分の感性を深く掘り下げていく必要があるのでは? というのが最近の気付きです。
作品を作り上げるのも、それを鑑賞するのも一つの立派なコミュニケーション。
いつの日か、言葉も筆も自在に操れるようなアニメーターになりたい、と思うやなぎでした。