レトロン

ヴァイオレットの思い出

  • レトロン
  • 2021年11月11日

こんにちは、レトロンです。
金曜ロードショーにて2週に亘り「ヴァイオレット・エヴァーガーデン特別編集版」、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」が放送されましたが皆さんご覧いただけましたでしょうか?

幼い頃からよく見ていた番組で自分の携わった作品が放送されるというのは感慨深いものを感じます。


21時から放送と普段の深夜放送に比べて早い時間でのスタートであったこともあり、リアルタイムで大勢の方々に感想をつぶやいていただけとても励みになりました。

また感想を読んでいると今まで見たことが無かった方々にも放送をきっかけにこの作品に触れていただけたようでとても嬉しく思います。

私自身はどちらの作品もペイントとして携わっていましたが、なかなか苦戦していた記憶があります。

例えば第1話ラストの傷だらけのヴァイオレットですが、汚れや血は肌や服など付着している場所でそれぞれ色が違っていたり、涙の透けた色があったり、非常に多くの色を使用していました。

私はこのシーンに関しては数枚しか担当していませんが、本来の色とは全く違う分かりやすい色(仮色)に変更して色を間違えないように一生懸命ペイントしていた覚えがあります。

細かく塗り分けたことでリアル感が増したので、より一層視聴者の皆さんの記憶にも残ったのではないかなと思います。

  

そんな大変な作品でしたが自分にとって大きく成長できた作品でもあるので、今回見返して改めてこの作品に携われて良かったと感じています。

ケバブドン

メイドラゴンは終わらない

  • ケバブドン
  • 2021年11月08日

街はあっという間にクリスマス一色ですね。

まだ2ヶ月近くあるというのに、気の変わりが早いというか。ハロウィンが懐かしい。

世間はなかなか落ち着かせてくれません。

 

さて、クリスマスといえば、『小林さんちのメイドラゴンS』のスペシャルイベント「あえて1日遅れのクリスマスパーティー」が12月26日(日)に開催されます。

明日9日が優先販売申込の受付締切ですので、皆様お忘れなくご応募ください。

私も少しだけ関わらせていただいております。特に朗読劇なんかをお楽しみに。

 

また、11月20日(土)/21日(日)に行われる『第5回京都アニメーションファン感謝イベント KYOANI MUSIC FESTIVAL ―感動を未来へ―』(長い…!)でも、『メイドラゴン』シリーズの主題歌を務めたfhánaさんや、EDを彩るスーパーちょろゴンずが出演予定です。年末のクリスマスイベント前に、11月も盛り上がりましょう。

 

絶対来てね。愉快で素敵なアーティスト、キャストの皆様が待っています。私も行きたい。多分もう一度トールたちに会いたいのは、誰よりも私かもしれません。

 

基本的に喋りすぎてしまう私ですので、今日はこのくらいで。宣伝だけですみません。(話すことがないなんて言えない。)

 

以上、ケバブドンでした。

高い空

投球練習

  • 高い空
  • 2021年11月04日

『劇場版 Free!-the Final Stroke-前編』が公開中です。ホントに沢山の方に見ていただけて
感謝しております。ありがとうございます!

私は撮影を担当しているのですが、Free!FSは処理の加減を思い出すのに少し時間がかかりました。
泳いでいるシーンはスタイリッシュに!カッコよく!といつも通りガンガンCG処理を

盛り込めるのですが逆に普通の日常シーンは

「もうちょっと光足したほうがいいかな、、いやFree!ってこんな入れてたかな、、」
と久しぶりのFree!の撮影に感覚を取り戻す時間が必要でした。

野球と一緒でマウンドに上がる前に投球練習が必要といいますか、昔のFree!のデータを取り出しては
「この処理はもう古いな、こっちの新しいのにしよう」とか

「あれ、こんなCG処理してたか、昔の自分すごい!(笑)」
とか思いながら投球練習、みたいなことをして本番の撮影に望みました。
あ、水泳のアニメなのに野球で例えちゃいました。すいません。。

そんな感じで前編は全力投球できました。
後編ではもう肩は温まっていますのでさらにすごい球投げますよ!
公開はもう少し先ですが楽しみにしていただけると幸いです。

ふでぺん

表情

  • ふでぺん
  • 2021年11月01日

保温性に優れたインナーを着ているとラジオ体操をしただけでとても暑いです。

体温調節が難しい季節だと感じています。

 

こんにちは、ふでぺんです。

 

みなさん劇場版 Free!-the Final Stroke-前編はご覧いただけたでしょうか?

入社前からあまり男性キャラを描いてこなかった私は、遙や郁弥といったあまり表情を表に出さないキャラクターに苦戦しています。

微妙な眉毛や口元のニュアンスで内に抱えている感情を表現しなければならないのが難しい…!と前編の原画作業中に感じていました。

オーバーに表情を付けると遙はこんな顔しないよーと指摘される事もちらほら。

逆に、百太郎や旭などは喜怒哀楽が割とはっきりしていて、表情に遊びがあって描きやすいなぁと思ったりしています。

 

そんな中、前編のとある1カットで日和が今まで見たことの無い表情をしているのがとても印象的でした。

DFで真琴と泳いだ回の時にも日和の表情には衝撃を受けたのですが、また今回も彼の顔に驚かされるとは。。

 

後編ではどんな驚きに出会えるのか、制作しながらも楽しみです。

そしてファンの皆様にも、そんな驚きをお届けできれば幸いです。

 

以上、ふでぺんでした。