ケバブドン

何かを始めるに遅いはない。けど……

  • ケバブドン
  • 2022年03月14日

お久しぶりです。ケバブドンです。

今日はホワイトデーですがその話は一切しません。

 

30代という大台に乗って久しい私ですが、不思議なもので心はまだまだ20代前半のまま「まだいける」と思いながら生きています。

そんな私は文芸という立場上イラストを手掛けることはまずないのですが、周りが絵描きさんで溢れている環境だと、自分も趣味で描こうかな、なんて定期的に思ったりするものです。

 

じゃあ描いてみよう➡今ならデジタルかな➡パソコンを買おう➡PCデスク&チェアとキーボードとマウスと、絵を描くならモニターもそれなりのものが必要だな➡へ~絵を描くにはペンタブレットが必要なのか➡え、描画ソフトですか?➡は?PCスペック??➡どうせならゲームもできるようにしとこう➡忘れてた、officeなんかも入れておかないと……➡➡➡「お会計は“ウン十万円”になります」➡☆M☆U☆R☆I☆

 

ということで、幾度もこの同じルートを辿っているケバブドンでした。そろそろ新しい分岐ルートを見つけてトゥルーエンドを迎えたいものです。

デジタルイラストに限らずですが、「何かを始めるに遅いはないが、お金は掛かる」んですね(※形から入るなとは言わないでください)。

とはいえ2022年度は新しいことに挑戦したいです。

 

それでは最後は宣伝を。

KAエスマ文庫が10周年を迎え、記念作品として3月18日(金)に『海姫マレ』が発売されます。今後の10年の始まりを告げる作品でもありますので、ぜひお手に取っていただけますと幸いです。泣いて喜びます。よろしくお願いします。

高い空

無意識の才能

  • 高い空
  • 2022年03月10日

最近チャイを作るのにハマっています。
市販の粉を溶かす物じゃどうもスパイス感が足りないなぁと
思い作り方を調べてみると以外と簡単で、シナモンスティック、
カルダモン、グローブなど少しのスパイスを紅茶と牛乳で
煮立たせて完成。もっと温まりたいなーと思ったら生姜や
ハチミツなどアレンジを加えてみたり。
そしてこれがすごく美味しい!家族にも大好評で、私がいない時に
同じように作ってみても味が全然違うらしい。
私は目分量で作っているので
家族の誰にも再現できないそうです。
「こ、、これが無意識の才能か、、」
まさかここにきてチャイ制作の才能が開花するなんて。。

しかし私はアニメーション制作という険しい山の登り途中。
無意識で良い物は作れません。日々の積み重ねが大切なのも
わかっています。茶葉にもこだわりたい気持ちをおさえつつ。。今は
アニメーション制作に打ち込みたいと思います!

ふでぺん

ツルネ!

  • ふでぺん
  • 2022年03月07日

最近少しづつ暖かくなってきて、春が近づいてきてると日々感じます。

 

ふでぺんです。

 

さて先日『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』 特報映像が公開されました!

もうご覧になられましたでしょうか?

特報の映像を見るとツルネが帰ってきたようで嬉しく思います。

 

思えば初めて原画(第2原画)として関わった作品がツルネでした。

あの頃は原画になりたてで右も左もわからなかったけど、今回はあの頃の自分とは違うぞ…がんばるぞ…!という気持ちで取り組んでいますので、少しでも熱量が反映されて良い画面になって皆様に届けば嬉しいです。

 

ツルネに限らず、アニメの作画に取り組む時に感じる事ですが、作画する為に動きについて調べると知らなかった決まり事等がたくさん出てきて日々発見があります。特にスポーツ物などは自分では描けたつもりでも経験者から見れば違和感がある事などよく聞く話ですが、それはノイズになってしまい作品の面白さを損ねてしまいますので、気を付けなければいけません…!

また、日常芝居の違和感などは多くの人が日頃から目にしている動作なので失敗すると違和感にすぐ気づかれます。

観察の精度を高めて日々取り組んでいきたいです…!

 

それでは、もう少し先の話ですが8.19の公開をお楽しみに!

 

以上、ふでぺんでした。

味しみ大根

難しくて楽しい

  • 味しみ大根
  • 2022年03月03日

ここ数日で急に暖かくなり次第に春めいてきましたね!
私はというと、湯たんぽを布団に入れなくなり、代わりに花粉の薬を取り出しました。
暖かいのは良いのですが、こればかりは…

 

さて先日、ふと仕事中に窓の外を見るととても綺麗な夕景になっており、
他のスタッフと一緒に観察していました。
光が当たっている所は強めのオレンジ色、影の中は澄んだ青色、
これをアニメに落とし込むなら…としばらく思案しました。

 

場所や時間による『色変え』を作るのが私の仕事の一つです。
一様に見える夕景でも、黄色、オレンジ、赤、ピンク、紫…等々、
様々なパターンがあります。
またストーリーの有るものですので、魅せたいものが何かでも変わってきます。
立ち位置、作画の影の付き具合、キャラの心情…
千差万別で、いつ作っても悩みますが、楽しい作業です。
狙った通りの色が作れて、映像時にも綺麗に乗っていると「やったー!」と思います。

 

先日作成した色変えは、私史上一番の難題でかなり長期間悩みましたが、
その甲斐あっていい感じに出来たと思います。
皆さんに届けられるのが楽しみです!