現在、座る動きのカットを作業しています。
日ごろ見ている動きなのに、なかなかどうして難しい。
百聞は一見にしかずと
自分が座るところをムービーに撮ってみたのはいいものの
原画のイメージとは違う動きになってしまい
参考にはできないムービーが撮れてしまいます。
こういった事例はよくあることで、
カメラを意識しすぎて硬い動きになっていることがよくあります。
コンテをよんだり、演出のかたが入れてくださっているコメントなどをよんだりしつつ
前後の動きもいれて
再度ムービーをとってみたのですが…
思わぬ発見がありました。
足裏をしっかりとつけた座りと、かかとのみが地面についている状態で重力にまかせた座りとでは、
上体の傾け方や手の位置など、全体のシルエットやタイミングが違ってくることがわかりました。
体格や、服装、日ごろの姿勢などにより、動きもまた変わってくるはずなので
これが正解の形とは言えないものの
より近いイメージをもつことができたと感じます。
なにげない動きでも手法を変えて観察すると、いろんな発見があって楽しいですね。
以上
まんまるでした。