こんにちは わさびです。
手くせってありますよね。
無意識にいつもこうしちゃう!みたいなことですが、
特に絵をかいているとたくさんあります。
キャラクターを描くとき、わさびもラフを描くわけなのですが、
軽く頭そして胴のアタリを取るとき、なぜだか
頭が大きくなりがちなんですね。これは完全に手くせです。
直したいなぁ思っているのですが・・
いまにして思うと、絵を描き始めてから今に至っての道のりはその手くせの
破壊と創造だったなぁと思い返されます。
良くない手くせを壊し、良い手くせに作り変えるような感じ。
そしてその良いと思っていた手くせも時代とともに自分の中でマンネリ化してうーんとなって
また壊して模索して・・・の繰り返しな気がします。
でも、手くせも悪いことだけじゃありません。
よくも悪くもそれが自分の絵として作家性だったりしますし、
手くせで描ければより早く描けたりもします。
手くせは言わば固定観念に近いものだと最近感じるのですが、
いかにこの固定観念を破り、新しい感覚を手に入れられるかが
「自分にとっての新しい表現」を手に入れる糸口だなと、
そしてその表現がまた自分の手くせになっている気がします。
そんな感じで、いま良くないとおもっている手くせも
なにかヒントを得て、新しい表現に昇華するチャンスなのかもしれませんね。
そんなこんなで悩みは尽きませんが、
より良い表現をめざしてこれからも精進していきたいと思います。
