初めまして。
今回からクリエイターズ・ダイアリーに参加させていただきます、
きよみずと申します。
お仕事は仕上げセクションです。どうぞ宜しくお願い致します。
新年度が始まりましたね。
新しい生活を始められる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私が新入社員だった頃は右も左もわからずでした。
仕上げの仕事は色を作ったり、塗ることだとは理解していたのですが
その中でも、先輩方が線の表現について並々ならぬこだわりを持っていらっしゃることに
驚いた記憶があります。
仕上げは紙に手書きで書かれた絵をデータ化するセクションでもありますので
アナログの最終工程を経てデジタルになっても
作画さんの意図が表現できるように、ゴミ消しや線の補正には細心の注意を払います。
線ひとつ取っても、勢いのある線・力強い線・繊細な線・ツルっとした線・ガサっとした線等、
様々な表情があります。
ひとつひとつに書き手の想いや考えが乗って「味」になっていることが
だんだんとわかってきました。
今では とても奥が深く面白いなとを感じています。
オールデジタルの発展も目覚ましいですが、
この紙と手書きの線にどことなく愛着を感じてしまいます。
線に注目した作品の楽しみ方も面白いですよ。
それではまた。