こんにちは。やなぎ楓です。
最近の記事で映画館の話題があったので、私も少し語りたくなりました。
作品を見るなら断然映画館で観たい派です。個人的には、スクリーンや音響設備など、最良の環境で映像を見たいというのは勿論なのですが
シアターという箱の中に入ることで得られる体験を求めて行くのが一番の目的です。
自宅で配信を観るのとは違い、一度始まったら一時停止や巻き戻し、早送りなどの操作ができないノンストップの映像鑑賞や
(家で観ていると途中で席を立ってしまったり集中が途切れることもあるので、ある意味『強制力』というサービスをお金で買っているのだと思います。これは本当にありがたい…)
一緒に観ている他のお客さんとの一体感だったり…。
コミカルなシーンでどこかから湧き上がる笑い声や、クライマックスで画面に食い入るあの感じ。エンドロールを眺めている時の、何かしらの空気を共有しているような一体感など。
先日公開初日に観に行った映画館で、上映後に拍手が巻き起こり、胸が一杯になったので
こういった体験は映画館という場所じゃないとできないよなあ…としみじみしていました。
あとは上映終了後の館内の空気も。
余韻が抜けないのか、興奮冷めやらぬといった感じで作品について語っている人を多く見かけますが
内心『分かる~』と必死に耳を傾けていたりします。
今日見た映画のことを考えながら帰りの電車に揺られる時間は格別で、自分も映像の作り手として、誰かにこういった体験を提供できる人でありたい、と思いました。
『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』は8月4日劇場公開です。
観に行かれる方々に、楽しんでいただければ幸いです!