おはぎ

いよいよ、「ツルネ-つながりの一射-」が1月4日から放送開始となりました!
お楽しみいただけていますでしょうか?
劇場版・2期は、「ひとりひとりのチャレンジ」を意識して制作しています。
シナリオから、作画、背景、ペイント、3D、撮影、アフレコ、音響…そして宣伝も、「新しいことに挑戦しよう」という思いを持って取り組んでいます。
シリーズものではあまり考えないことです。
ですが、その提案を監督はじめみんなが受け入れてくれました。

「この“好き”を見つめていたい」
というキャッチコピーは、監督と宣伝チームとの対話から生まれました。
湊たちの好きは弓道だったり、仲間のことだったり…
見つめる、という行為は弓道においても重要なことです。(見取り稽古ですね)
そしてそんな“好き”を見つめる彼らを、みなさんにも見つめてもらいたい。
われわれ制作スタッフも見つめる、観察することがどのセクションにもとても重要なことです。
スタッフの「はじまり」もきっと“好き”からはじまった。
湊たちにも、みなさんにも、そしてわれわれにも、全てに共通する言葉だと感じています。

これからの湊たちを、ぜひじっくりゆっくり、余すことなく見つめていただければ幸いです。

そして、そんな「はじまり」の「劇場版ツルネ-はじまりの一射-」のBD&DVDはあさって発売です!こちらもお楽しみください。

 

 

……という、今回は、作品担当者からの熱いメッセージをお送りしました!
あらためましてこんにちは、おはぎです。
そんなわけで、「ツルネ-つながりの一射-」をよろしくお願いします!

波音

3DCG屋

  • 波音
  • 2023年01月12日

寒さで縮こまったら、こむら返りな今日この頃。

 

どうも、波音(パオン)です。

一月です。新年始まりましたね。そして、『ツルネ -つながりの一射-』の放送が始まっております!

これを期に新しい事をするには良いタイミングです!!

まだ、視聴されてない方は是非観て下さい!!!

 

私は、3DCG屋として仕事をしてるのですが、アニメの中の3DCGは実写と合わせる3DCGと比べて少し特殊かもしれません。

もちろん3DCGで表現するという部分は一緒なのですが、手描きアニメーションと合わさるので、実写と合わせる3DCGだったり、3DCGだけで作られた映像作品とはまた別の制作の難しさがあります。

アニメで基本的な表現の線と塗りで描くというのを3DCGで再現する。。。

というだけでは手描きアニメっぽくはなりません。

では、動きのタイミングにメリハリをつけてアニメっぽくする、シルエットのデザインを良くする。

これでもまだ足りないんです。。。

作画の人が線を描いて命を吹き込んで魅力的なアニメーションをつけているので、そこを探求していかないといけないのが、手描きアニメーションと合わさる3DCGの難しさであり、面白さでもあります。

自分がこれを出来てるか出来てないかは棚に上げて話しましたが、アニメの中の3DCGにも興味持っていただけたら嬉しいです。

 

そんな、アニメの3DCG屋がもっと増えるといいなと夢見る波音でした。

シュタインフェルト

西暦2023年なんて、遠い未来の事だと思ってた

  • シュタインフェルト
  • 2023年01月05日

あけましておめでとうございます。
シュタインフェルトです。

去年はコロナに加えて、戦争や怖い事件が多かったように思います。
今年はなんとか良い方に向いてくれると良いなぁと思います。

さて年初めとして、ちょっとクリエイティブっぽい話を一つ。
年末に腕時計を買いました。針式のアナログ時計です。
とても気に入っているのですが、
デザイン的に不思議なことがあります。

文字盤の1から12の位置に蓄光剤が塗ってあって
暗いところで光るようになっています。
普通だったら時針分針にも蓄光剤が塗ってあったり、
あるいはここに時針分針が届くようになっていれば
暗いところでも時間が分かろうものです。

ところがこの時計ときたら時針、分針、秒針のどれもが
それに届いていないデザインになっていて、
しかも針に蓄光剤が塗ってもいない。つまり周りが光るだけで
光ること自体は何の役にも立っていないのです。?!

ひょっとしたら針にも蓄光剤が塗られる予定があったのかもしれませんが
広告など見るに、僕の買った個体が不良品というわけでもなさそうで、
こういうデザインのようです。

これってデザインする現場で一悶着があったはずだと思うのですが
そういった事を想像してみるのも楽しいものです。

TV「ツルネ つながりの一射」が今週から放送開始です!

今年もよろしくお願いします。

えむえむ

今年もあと少し!

  • えむえむ
  • 2022年12月27日

今年もあと数か月かなと思っていたらもう数日となりました。
月日が経つのは本当に早いですね。

 私自身はこれまでも日々映画などは精力的に鑑賞するのですが、「これは難しそうだな」とか「楽しそうだな」とかそういった気持ちで作り手側からの目線でついついいろんな作品を見てきました。

 そして、作品作りに携わった「ツルネ-つながりの一射-」もお正月を開けると放送が始まります。弓道というと球技などと比べると比較的静かなスポーツなのかなと素人ながら思っていたのですが、実際絵を作ってみてダイナミックな見せ方やアクティブな要素も凄くあるんだなと大変感動していました。皆さんの鑑賞後のどんな感想が聞けるのか今からすごく楽しみです。

さいごになりましたが、
良いお年を!
来年もよろしくお願いします!

独楽

繋ぎ目

  • 独楽
  • 2022年12月22日

最近、通勤で電車を使うようになりまして。

車窓から流れる外の景色をぼんやり眺めるのが好きなのですが、職業病といいますか、「ここの景色をレイアウトに起こしたら~」なんてことをちょくちょく考えます。

こんにちは、独楽です。

 

山や川を眺めている時にふと思ったことで、「山を描いて」と言われたら大体最初に峰をイメージしますよね。川も同様で流れている水の様子なんかを思い浮かべます。

絵に描くときにここはすぐイメージが沸くので良いのですが、じゃぁ山の終わりはどうなっているのか?川の端っこはどうなっていた?と思うことがままあります。

裾野や川辺は実際決まった形、イメージとして定型がないので当たり前のような気もしますが、絵に描いている時は山川本体よりこっちの観察の方が大事だったなぁと感じます。 

 

山や川に限らず、物事の始まりと終わり、繫ぎ目の部分は認識が疎かになることがしばしば。

出来事であっても、どのように始まったかや終わってどうなったか、前後の事情を見た方が理解が深まることも多いですよね。

山や川を眺めながら、改めてそんなことを認識したのでした。

 

さて2022年ももう終わりです。時間には繫ぎ目も何もないですが、今年はどんな年だったか、来る新年をどのように迎えようか、電車に揺られながらぼんやりと考えている独楽なのでした。

 

それでは皆様、よいお年を。