トッカリ

見えないところで

  • トッカリ
  • 2021年03月11日

はじめまして

動画を担当しています。トッカリです。

オムライスが好きで、この間お昼に食べに出かけました。もちろんコロナ対策をしっかり行ったお店で黙食です。その日はお店にお客さんがまばらで、スッと食べられるかなと思いカウンターに座りました。

ところがキッチンでは調理師さんがひっきりなしにオムライスをものすごいスピードで、どんどん作っています。自分のが出てきたのは少し経ってからの事でした。どうも出前注文が沢山入っていた様です。一見空いてそうなお店でも実はすごく繁盛していたのですね。外から見える部分はほんの一部。

アニメーション制作も見えない部分が沢山あり、料理と同じ様に準備から大変手間のかかる作業です。最高の状態で皆様にお届けできる様今日も一枚一枚描き続けています。次は「小林さんちのメイドラゴンS」ですが、皆さんにお届けできる日が今から楽しみです。

トーベ

「発見」

  • トーベ
  • 2021年03月08日

皆様こんにちは。

今回からクリエイターズダイアリー初参加となりますトーベです。
仕事は演出です。どうぞよろしくお願いいたします。

はてさて三月に入りました。まだ気温が低い日々が続いています。
季節の変わり目は体調に影響するので気をつけてはいるのですが、
毎年、ある時期に風邪を患っていたのに今年は風邪を引いていないことに気づきました。

毎日手洗い、うがいを常に欠かさず行っていたけど風邪をひいていた。
この差は何だろうと考えたところ自分の中である結論に至りました。

それは「ずっと外でも中でも常にマスクをしている」という事です。

当たり前のことかもしれませんが、
今現在、大変な状況下でのこの発見は自分にとって大きいことです。
映像に携わる者として特に演出は人とコミニケーションをとる機会が多いです。
それに付け加え風邪による思考の停止も多々あるので
演出作業に支障をきたすこともしばしばあります。

事態が収束したらマスクを外す時が来ると思いますが、
ある時期に備えマスクは欠かさないと心に決めた今日この頃です。

以上トーベでした。

レトロン

メイドラゴンと漫符

  • レトロン
  • 2021年03月04日

初めまして。レトロンと申します。

最近自分の中でレトロな物がブームなのでレトロンという名前です。

普段は色に関するお仕事をしております。

皆さんこれからどうぞよろしくお願いします。

 

先週2月23日に公開されたメイドラゴンS第1弾PVは皆さんご覧いただけましたでしょうか?

とても可愛い新キャラクター「イルル」も登場し、私自身も放送が待ち遠しくて仕方がありません。

 

メイドラゴンといえばコミカルな描写が多い作品で、他作品に比べて漫符が多いのも特徴の1つだと思われます。

漫符とは漫画にてよく使用される感情や状態などを視覚化した記号表現のことですが、色指定のお仕事としてキャラクターや小物と同じようにこの漫符の色も作成しています。

同じ形の漫符でも、キャラクターの悲しみや驚きといった感情によって色味を変えています。

漫符が無くても表現は出来ますが、メイドラゴンの場合この漫符があることでより画面的にポップでキュートな印象が増し、メイドラゴンらしさが更に出ているのではないかと感じます。

 

漫符といえば1917年に作られた日本のアニメーション作品にもキャラクターが蹴る動作の際に星の漫符が使用されていたそうです。アニメーションの歴史において初期から既に使用されていた表現が受け継がれて現代でも使用されていると考えると感慨深いものがありますね。

 

メイドラゴンでは他にも面白い表現が多数使われていますので細かいところまで注目して、まずは4月からの再放送をぜひ楽しんでくださいね!

ケバブドン

急がば回れ

  • ケバブドン
  • 2021年03月01日

お久ブりドンです。ケバブドンです。

この挨拶は多分もう二度と使いません。

 

皆さん、先日の『メイドラS』の発表会はご覧いただけましたでしょうか。

最高のキャスト陣。最高の制作陣。

何より最高のファンの方々に支えられて、ここまでやってくることができました。

感謝してもしきれません。本当にこの仕事をしていてよかったと思える瞬間です。

4月から1期の再放送。そしていよいよ7月より『メイドラS』の放送が始まります。

そこにはたくさんのサプライズも詰め込んでいますので、楽しみにお待ちください。

 

さて、以前お話しましたが私は「文芸職」として様々なプロジェクトに携わっております。

「文芸」と言いつつ仕事は多岐に渡り、新しく入ってきたスタッフたちは

「そんなことまでするんだ」と驚くことがあります。

ですがどんな専門技能も、それだけを学んでいては頭打ちになるもので、

天啓というものは案外無関係なことをしているときに降りてくるものです。

 

有名な作家・漫画家が、元々は医者だったりサラリーマンだったりするように、

あらゆることを経験することが結局、専門的技能を高めるキッカケになります。

急がば回れですね。

特に文芸はあらゆる知識を備えておかないと、多種多様な作品に対応できないですから、

もし将来的にそういった仕事に就きたい方は、たくさんの経験をしておくことをオススメします。

 

特にたくさんの「失敗」を蓄積していくといいかもしれません。

成功ばかり選んでいる人間は薄く脆く崩れやすく、

失敗を積み重ねている人間はしぶとく強く生き残るというのが私の経験則です。

時間が経てば、失敗は「嘲笑」ではなく「感心」に変わっているはずです。

 

偉そうにものを言ってすみません。

それでは3月も頑張りましょう。