シュタインフェルト

ライトボードとでも言うべきか☆シュタインフェルト

  • シュタインフェルト
  • 2020年12月10日

スマホを自宅に忘れてきてしまいました!
シュタインフェルトです。

そろそろ寒くなってきました。
毎年「ボトムの発熱保温インナーは12月まで我慢!」しているのですが
今年はまだ履いていません。
ということは まだ温かいんでしょうかね。

さて私、近頃ライトボックスを購入しました。
絵を透かしてトレスするときに使うものです。
皆さんの中にも使っている人がいると思いますが
最近のものはLED式で薄い!しかも安い!ですね!

僕が若いころは、箱の中に蛍光灯が入っていて、
その上にスリガラスorプラスチック板を載せた物しかなく
(今でも仕事で使っているトレス机は蛍光灯式です)
これが結構値の張るもので、僕は自分で作りました。
それが今や、こんな薄っぺらいプラ板のようになってしまって、
下敷き感覚で使える、明るさの調節もできる…、
しかもUSBだから、パソコンとかモバイルバッテリーから電源が取れる。
…昔、締め切りが迫っている時に停電があって
動画用紙を窓ガラスに透かして描いたことがあったなー…。
(遠い目…)
まー 便利になったものだと思います。
こんなに薄いのに商品名は「ライトボックス」とか「トレス台」なのはご愛敬。
そういえば、スマホをライトボックス替わりにできるアプリがあるんですが
さすがに作画には使えませんでした。
フィルムの確認とかには良さそうです。

今年はコロナのせいで取り立てて何もしていませんでしたね!
来年は良いことがありますように!
それではまた!

えむえむ

未来の不思議

  • えむえむ
  • 2020年12月07日

 みなさんこんにちは。少しずつですが寒くなりましたね。夜空もどんどん澄んで奇麗な星々が堪能できる季節になりました。科学が発達するにつれ宇宙の謎がどんどん解明されていくのが楽しみな毎日です。
 あと、もう少しで月や火星が更に身近になるようですし、小惑星群のあたりの謎も解明されそうです。と同時に地球や月の誕生の秘密もわかるのでしようか。

 

 子供時代に見たSF映画の世界設定が現実のものとなり人間に近いロボットなどがまんざら絵空事ではない世の中になりそうです。おそらく私的にはタイムアウトだと思うのですが宇宙へ観光旅行というのも可能になるでしょう。

 

 これも子供時代の話ですが、2000年代の未来はこんな世界になっているという図鑑が学校図書にあったのです。携帯電話やTV電話は実現していますが、空飛ぶ自動車や電車はまだまだですね。

 

 ふと思うのですが未来のアニメや漫画の「SF表現」ってどんな感じになっているのでしょうか?そもそも映画やドラマ、演劇や音楽コンサートってどんな感じに進化しているでしょうか?まったくもって想像が出来ません。楽しすぎて興味が尽きません!!

独楽

目線

  • 独楽
  • 2020年12月03日

光陰矢の如し。

おはようございます。独楽です。

クリエイターズ・ダイアリーの担当も早いもので1巡致しました。

ご覧になっている方、楽しんでいただけてますでしょうか。

 

さて、皆さまはアニメを見るときにどんなところに関心を持っておられますか?

映像作品としての出来でしょうか?

絵の上手さでしょうか?

はたまた声優さんの演技でしょうか?

それとも何となく楽しいから見ているのでしょうか?

どれも等しくアニメの楽しみ方のひとつと思いますが、私個人としては作画の出来栄えに目がいってしまうことが多いです。

アニメーターをやっているということもあり、自分の仕事と関わりの濃い部分をやはり集中して見てしまいます。

「今のエフェクト作画のシルエットがイケてる!」「手指の形がセクシー!」

「重心移動の流れがスムーズ!」「なびきから空気の厚みを感じる…」

「地面に落ちたカゲが地形に沿っている…」「動きのタイミングが絶妙!」

「カッコイイ…(語彙力)」「カワイイ…(語彙力)」

等々、見ながらいろんなことを考えたり考えてなかったりします。

 

絵を描くことで様々な表現をつくるアニメーションですが、数ある絵を描く職業の中でアニメ特有だなぁと私が思っているのは「時間軸まで支配して絵を描く」というところです。

要はパラパラマンガなのですが、それを映像表現として突き詰めていくのがアニメの面白いところで、作り手次第で本当に何でもつくれてしまいます。

自分で絵を描く人ならご存知でしょうが、絵を一枚描くだけでもけっこう大変です。

それを繋ぎ合わせて映像をつくろうなんて冷静に考えてみると途方もないことをしているなぁと思います。

ですが映像が出来上がり、そこに命や世界をつくりだせたと感じた時には、一枚絵を描くときとはまた違った喜びを得ることが出来ます。

アニメーターとしてのやりがいを感じる瞬間です。

  

まだまだ色々と大変な日々が続きますが、皆さまの喜びや楽しみにアニメが少しでも寄り添えていれば幸いです。

これからも皆さまに夢や希望を届けるために、アニメーターとして精進していきたいと思います。

ではまた。

山五郎

冬の足音と馬

  • 山五郎
  • 2020年11月30日

初めまして、山五郎と申します。自分は作画を担当しています。

 

11月も最後になり、だんだんと寒さが増してきましたね。

寒さと乾燥も相まって体調管理もなかなか大変です…泣
自分は早くもダウンジャケットを着てしまいました!!


会社でも、コロナ対策の為に定期的に窓を開けて換気しているんですが

温かい部屋に冷気が入ってくると冬をいやでも実感させられますね。

 

そんな中でも『小林さんちのメイドラゴンS』鋭意制作中でございます!!
皆さんはアニメを見るときどんなところを見てらっしゃいますか?

かわいいキャラでしょうか?それともかっこいいバトルシーン?
キャラを魅力的に描いたり、激しいバトルシーンを作画するのはもちろん難しいことなんですが

それ以外の目立たないシーンでも難しいことが多々あります。
 

そこがアニメーションの奥深さであり面白さでもあるんですが…。

 

少し前は、背景動画をやらせてもらったり、アクションシーンも担当させてもらったりと

自分の未熟さを感じながらも創意工夫してアニメーション制作に取り組んでおります。

 
ここ最近では目立つシーンではないんですが、馬の作画にも挑戦しました。
馬という生き物は研究すればするほど難しいですね。
特に『小林さんちのメイドラゴンS』の絵柄で描きつつ、いかに馬のリアルさを出すかが悩みどころでした。
 

動物を描くのは凄く難しい

そもそも人間とは違う骨格と筋肉の付き方をしているので

そこから理解していかないといけないので大変です…汗
 

そういう意味ではドラゴンも難しいですね。
見た目は爬虫類っぽいですが足の構造は犬や猫っぽいですし

羽や尻尾、角もありますし…。

なかなかイメージ力が問われる生き物だと思います。

 

懐かしい話ですが、学生の頃は実際に乗馬クラブに見学に行ってスケッチしたりしたのを思い出します。


最近はまた感染等広がり始めているので難しいですが

初心に帰ってまたスケッチをしにお出かけに行きたいですね。

 

明日から12月が始まって今年も残すところ1ヶ月になり、色々と大変な日々が続きますが皆さんも体調にはお気をつけください。

 
自分も気を付けて制作に取り組んでいきたいと思います。

『小林さんちのメイドラゴンS』の放送を是非お楽しみにお持ちください!!

やなぎ楓

魅惑のコマ打ち

  • やなぎ楓
  • 2020年11月26日

はじめまして、やなぎ楓です。作画のお仕事をしています。

京都では過ごしやすい秋日和が続いていました。

近所の木々が赤く色付いていくのを眺めつつ、今年の冬は

あまり寒くならないといいなあと考えている今日この頃です。

 

さて、他のブログの担当者の方々がお話しされているように

現在小林さんちのメイドラゴンSを制作中です!

作画として色んなシーンに挑戦しながら、難しい、でも楽しい! と

作品を通して自分の引き出しが増えていくのを実感する日々です。

 

今回特に勉強になったのが、アクションシーンでのタイミングについて。

アクションではテンポよく動きを繋いでいくのが重要ですが

見ていて気持ちの良い感覚を追求するのが難しいです。

これまで色んな作品を見てきたつもりでも、実際に描いてみると、中々思い通りにいかない…!

想像していたよりもずっとシビアな指示が必要だったり

変則的なタイミングで絵を入れる必要があったり。

エフェクトをカッコ良く描くのが難しかったり、自分では100%の力を出し切ったつもりでも

チェックしてもらったカットを見返すと、さらなるブラッシュアップがされていて

こんなアプローチもあるのか…! と驚いたり。

等々苦労したエピソードを上げるとキリがないのですが、それでも

「良かったよ」と言っていただけた時の喜びはひとしおです。

 

ほんの一瞬しか映らないようなカットでも、色んな要素が計算されて出来ているんだなと

改めてアニメ―ションの奥深さと面白さを実感していました。

 

そんな沢山の工夫が詰まったメイドラゴンS、とても楽しい作品に仕上がっていってます!

(何より動くトール達が本当に可愛いです)

細部まで制作のこだわりが感じられる映像になっていると思うので

楽しみにお待ちいただければ幸いです!