波音

衣替え。。。迷いに迷い、衣かぶりな今日この頃。

どうも、3Dクリエイターの波音(パオン)です。

 

まだ、寒い日がたまにあるので衣替えしきれず、家の収納が少し賑やかになってしまってます。

 

皆さん、連続ショートアニメ劇場『ミニドラ』はご覧になられたでしょうか。

『小林さんちのメイドラゴンS』7月放送開始記念で、毎週水曜18時から『YouTube』の『KyoaniChannel』で配信中です。

各話1週間限定公開となりますので、まだの方は是非お見逃しなく!

 

私も毎週、癒されています。

そんな『ミニドラ』ですが、OP(オープニング)とED(エンディング)は3Dをメインとして制作してます。

 

普段は作画の雰囲気に寄り添った3D表現が多いのですが、今回はいつもと違った表現にチャレンジさせて頂いてるので驚かれた方も多いのではないでしょうか。

 

少しだけ3Dの技法的な事を言いますと、いつもは3Dのキャラクター等をセルアニメの様な表現をしてくれる『セルシェーディング』と呼ばれる表現を使っていますが、今回のOPでは『フィジカルベースドレンダリング』という技法を使用しています。簡単に言うとより現実世界に近い光の計算により、フォトリアルな表現を可能としてます。

 

ただ、今までの仕事ではやってこなかった表現なので初めは調整しきれず、1フレームをレンダリング(画像を描きだす)するのに9時間半かかってしまいました。

 

あの時は本当に絶望しましたよ。。。「オワタ」←心が砕ける声

今となっては良い思い出です。

 

最終的には1フレーム30分以下に抑える事ができ、何とか皆さんに映像をお届けする事ができました。

  

作画とはまた違った表現ですが、視聴して下さる方に、楽しんで頂けたらという思いで新たなチャレンジをして作った映像なので、合わせて違った雰囲気も楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

それではまた、次回、小林さんちに癒される波音でした。